■2011年10月度、那須・塩原温泉混浴オフ会 番外編.2
■那須「弁天温泉」編
「弁天温泉」は、「北温泉」より少し先に行ったところに位置する秘湯の温泉宿である。
宿の駐車場に着くと、クルマが1台しか停まっていない。
これはチャンスだと思ったのであるが、連休の土曜日だというのに、「北温泉」との差は何なのだろうか?
「もしかしたら、もう営業していないのでは?」
ふと脳裏に不安が横ぎったのではあるが、いまさら引き返しても仕方がない。
ええぃ!入ってみるしかない。
ところが結論はまさしく★★★★★。すばらしい温泉だったのだ。
「弁天温泉」は、明治18年創業で120年の歴史が隅々に感じられる温泉旅館である。 立ち寄りをお願いすると「1時間で出てください」と言われるがこれも那須では普通のこと。十分楽しめる。
脱衣場入口にコイン式の貴重品ロッカーがあり100円要だ。暖簾をくぐると右手に棚があり、そこに載っている脱衣籠は竹製で風情がある。
内湯がもう見えているがこの雰囲気が素晴らしい。階段を数段下りて左手に2つのカランがある。桶は当然のごとく、ケロリン桶だ。一応シャンプー、石鹸が置いてあるが、カランの湯も温泉で硬度が高いから泡立ちは悪く、嬉しくなる。
まずは内湯の広い湯舟に浸かると熱い!湯温は45℃、湯口の温度は50℃はあるのだろうか。薄茶色のササ濁りの湯は赤い析出物を大量に残している。これだけで感動だ。匂い、味は意外に薄いが、鉄味を感じる。単純泉とのことだが、石膏・重曹分が優勢で、2g/kgと書いている「温泉」よりよっぽど個性があり濃い気がする。
混浴の露天に出ると、右手に傘が設置された20人は入れる一番広い露天風呂で、ぬるいと思ったが長湯するにはちょうど良い。腰湯する段がいくつもあり気持ちがよい。
その隣がやはり石組みの露天風呂で一番ぬるい40.5℃。冬場はチト厳しいだろう。ここにも腰湯する場所がある。緑に囲まれ気分がいい。
なぜか湯船の真ん中にカエルの像がある。
われわれが立ち寄った時間帯は、午後1時前後であったのだが、今回はなぜか一人も入浴客が入って来ず、貸切状態だった(出ようとした頃に、老夫婦が入ってきたくらい)
次に小さな小屋に作られた風情のある小さな風呂が3つ並ぶが、まずは釜風呂。
本物の大きな釜に湯が張られている。カップルで2人入れる大きさで、ゆっくり浸かれる。
その隣に樽風呂が続き、ここは無理すれば2人入れるだろう。
更に一番端が夫婦かめの湯で、2つのカメに1人づつ入る大きさだ。
ここはかなり激熱で、湯の溢れ方が派手である。
全体としては高めの湯温のせいもあり、ポカポカでなかなか汗が引かなかった。
露天風呂は客の希望で常に混浴だそうだ。かつて一番大きな傘のある露天風呂を女性専用、他の4つを男性用としたそうだが、一緒に入りたいというカップルの希望が多く、全部混浴にしたそうだ。
この話に歴史のある温泉宿らしさを感じた次第だ。まことに素晴らしい。
■温泉名 弁天温泉旅館 ■所在地 栃木県那須郡那須町湯本157番地 ■TEL 0287-76-2211 ■泉質 単純温泉 (中性低張性高温泉) ■立ち寄り時間 10:00~16:00 ■日帰り入浴料 1000円
◆この「弁天温泉」のレポートは、11月公開の「OKBが行く!ミス混浴・秘湯の旅」でもたっぷり見れちゃいます!
視聴方法は、なちゅらるWEBサイト https://konyokuroten.com/
次回に続く
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