■新穂高温泉「水明館・佳留萱山荘」
翌日も天気が良かったので、「新穂高温泉」の中にある「水明館・佳留萱山荘」(すいめいかん・かるかやさんそう)という旅館に立ち寄り湯することにしました。
ここって、日本随一を誇る約250畳もの広さの露天風呂が有名です。
このくらいの広さの露天風呂が、3か所もあるのです( ゚Д゚)
まさしく解放感溢れる混浴の大野天風呂は、宝川温泉の「汪泉閣」に次いで、日本で2番目に大きい混浴大露天風呂を要する温泉と言っても過言ではないとのこと。
ここの会でも、かれこれ100回近くは入ったとのこと。
飛騨高山からバスで1時間30分、奥飛騨の山峡にある佳留萱山荘は温泉好きの心を裏切らない素晴らしいロケーション。
この旅館で、毎年オフ会行う理由は、東海地区最大の露天風呂とリーズナブルな宿泊料、それに、「日本秘湯を守る会」の会員旅館であったことなのだそう。
最初はなんて読むのは解らなかった…(^_^;)
まずは旅館側で日帰り入浴料を支払い露天風呂へと向かいます。
開放感ありありの広い混浴露天風呂へ
フロントから歩く事1分くらい、露天風呂の入り口にたどり着きます。
露天風呂への入り口
ちょうど、この季節サクラの満開です(´▽`*)
ここが、大野天風呂の入り口です。
料金はフロントでお支払い下さいの注意書きがありますね。広すぎて勝手に入る人もいるからでしょうか。
やっぱり無断入浴をする人がいるんですね。ちゃんとお金は払いましょう!
階段を降りて脱衣所へ。突き当りは男性用の脱衣所です。女性用は階段を降りたところで右に行きます。
男性用の脱衣所です。混みあう時は中々着替えられない時もあります。
広すぎる露天風呂へ
では、その広すぎる露天風呂をご覧下さい。
一番手前にある露天風呂です。確かに広いけどそれほど広く感じませんよね。でもこれが一番小さい湯船です。これ以外に他に2つ湯船が連なっています。
まずは手前の湯船から。
そして巨大な岩
混浴だから女性は少し入りにくいかもしれませんが、タオル巻き&湯浴み着OKなので気軽に入れます。
その岩の前でパチリ
たくさんの入浴客にガン見されちゃいましたが、遠目なのでそんなに気にならないです(ヒヤヒヤしたんじゃない~!)
以前、タオル巻きor湯浴み着が義務付けられ たという話も聞いた事があるのですが、強制ではありません。
開放感に浸るなら、やはりマッパですネ。
ちなみに私たちは、お盆で隠すようなことはしません(笑)
わたしたちのように休日に団体で入りに来る人たちもいますが、これだけ広いとそれほど気にせず入る事が出来ます。
奥の滝見が出来る露天風呂へ
そして奥へ進んでいくと滝のように温泉が流れている湯船があります。
この滝見が出来る露天風呂の脇には洞窟風呂もあります。
中は意外と広くてとても暖かいというかサウナ状態になっています。
とても広くて、この3つから連なる露天風呂の合計の広さは250畳にもなるのだとか。
男女別ではなく混浴だからこそ出来る広さと開放感ですね。
大露天風呂の感想と所見
これだけ広いと当然、源泉掛け流しです。毎分220リットルものお湯が出ているとのこと。
湯船があまりにも広く3つあるので湯船によって温度差は若干あるみたいです。
お湯の色は無色透明ですがやや緑がかっているかな?という感じのお湯です。
タイミングの悪い時にいくとお湯が入っていない事も。これだけ広くても定期的に掃除はしていますからね。
なお、女性には女性専用の露天風呂もありますし、宿泊なら宿の中に男女別の内湯もあります。
何しろここの露天風呂のスケールはずばぬけています。
川原にごつごつと出ている巨岩をうまく利用して作られた三つの湯ぶねは、人が30人や40人入ってもどこに散らばっているかと思うほどの大きさ。
紅葉の季節はこの温泉から360度パノラマで見れる紅葉一色の樹海。北アルプスの峰が遥かに望める別天地だそうです。
錫杖岳
槍ヶ岳の雄姿も見えます
この温泉につかる気分は何ものにも代え難いのです。
それにここには貸切露天風呂も3つあって日帰り入浴でも別途お金を払えば入れるそうですし、宿泊だと無料で入れます。
まずは、川沿いにある「河鹿の湯」に入りました。
ここが脱衣所の入り口です。
誰もいない貸切露天風呂なので、タオルなんて要りません(笑)
ここが、その湯です。
カップルでちょうど良いくらいです。
すぐ横に川が流れているため、景色がよく見えます。
貸切露天風呂の方が、混浴露天風呂よりかなり熱いです。
ルカちゃんも足湯だけで湯に入らず、ここで景色眺めながら日光浴。
長く浸かっているとのぼせてしまいそうなので、すぐ横の河原の方に移動。
川の水は冷たいです。真夏だと逆に快適かも…。
2つ目の貸切露天風呂はテレビ東京の「テレビチャンピオン大工王選手権」 の番組内で作られた回転式の露天風呂「夢をいつまでもの湯」。
■夢をいつまでもの湯
ここから入ります。
中に入ると八角形の湯船が。
昔はこうして皆で回すと湯船全体が動いたものです。
その後、名物の回転風呂は壊れたので、今はこんな感じに作り変えました。
ここは、そんなに広くはないので10人も入ると一杯です。
3つ目は槍ヶ岳が正面に一望できる「望槍の釜湯」
ここはまさしくカップル専用のお風呂ですね
季節も良くバイクライダーの人たちもたくさん訪れます。
ルカちゃんも、メンバーのバイクにまたがって決めポーズ(*´ω`*)
■「水明館 佳留萱山荘」(すいめいかん かるかやさんそう)
住 所…岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂555 →地図
電 話…0578-89-2251
アクセス…車で中央自動車道 松本IC→R158 90分
電車…JR高山本線「高山駅」下車バス新穂高温泉行佳留萱下車歩3分
立ち寄り湯営業時間…8:00~20:00
定休日…無休
料 金…大人800円 小人500円(※タオル付)
泉 質…弱アルカリ性単純温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
効 能…神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労、胃腸病、冷え性、痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病など
施 設…混浴露天風呂・女性専用露天風呂・貸切露天風呂・休憩処
公式HP http://www.karukaya.co.jp/
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