■2015年3月度、那須・塩原温泉ツアーレポートⅡ「那須温泉」編
■那須温泉「ガストホフ那須花」
那須ICより車で5キロ10分、閑静な立地、那須岳一望の平屋建て洋館。
そこに、われわれが泊まる今回の宿がある。
通常「なちゅらる」では、どちらかというと
古ぼけたいかにも「日本の秘湯を守る会」的な
お宿に泊まるのが通例なのだが、今回は勝手が違う。
「トレビアン!」
S君のリムジンワゴン車を降りたとたん、アキちゃんは思わず声を上げた。
洋風のステキな一軒家という佇まいで、外国のかたのおうちへお邪魔したような
雰囲気のたたずまい。 …
お部屋は和洋室(ファミリー・グループ)ツイン、ダブルとそれぞれに部屋があり、
これだけなら普通のペンションと変わりはないのだが、
ここのお宿の魅力は何と言っても6種類からなる無料の貸切露天風呂。
しかも24時間休みなく稼働。
これだけのサービスを無料で展開しているお宿はなかなか見当たらないと思う。
お洒落な外観をしたペンションではあるが、
カップルにとっては、まさに最適なホテルかもしれない。
内湯と露天風呂は8~10人は入れる広さがあり、24時間自由に無料で貸切できる。
「紫式部の湯」
もちろん、貸切温泉である。6風呂、4か所。それも露天風呂。
さて小生の部屋はというと、何とダブルルーム。
しかもTKさんとの相部屋なのである。
ダブルルームとは、ダブルベッドの部屋であり、
6畳ほどの狭い空間に大きなベッドが一つ。
木製の長方形のテーブルにスツール。それだけだ。
もちろんカップル用に作られた部屋なので、プライベート感はムンムン。
夜な夜なその部屋ではカップルたちがナニかしてるんだろうな?
しかしながら、この部屋に男二人で寝るとは…。
ちなみにTKさんは、身長180㎝のBIGサイズ。
小生も身長178㎝あるからにして、LLサイズの男が二人
寄り添って寝るなんて考えられない。
フロントに行き、部屋を変えて欲しいというと、
「あいにく当館は、全て満室です」
と愛想ない返事。
仕方がない。こっちが先に寝るだろうし、
まぁ先にベッドを占領してたら、さすがに布団の中に入りにくいと
思うだろうから、別の部屋で寝るに違いない。
とにかく男同士で寄り添って寝ることだけは、なんとしても避けねばならないのである。
さて部屋から出ると、アキちゃんと、ナオちゃんが今から風呂に入るのだという。
「一緒に入らない…♥」
さっきの大出館では、まともに女の子と入ってなかったもので、
彼女たちの方から誘われると、さすがにウレシイ。
さっそく空いている「紫式部の湯」に入ることにしたのだが、
なんと、さっきの「8.2秒バズーカ―」が先客で入ってた…。
「お嬢さんレッスンこんかつしませんか?」
「しない、しない」
「ガン見しないから、一緒に入ってもいいですか」
「ていうか、もう入ってるし、なぜかサングラス…」
という訳で、グラサンを外した二人はその後
仲良くこ・ん・か・つすることになりました。
ちなみに、夕食までまだ時間があるからということで、
女の子からのリクエストで裸芸を披露する彼ら。
「とにかく明るい安村編」
流行りネタは何でもパクる。
知らない人たちのために、オリジナルはこう。
https://www.youtube.com/watch?v=9gzxTXAPJlI
https://www.youtube.com/watch?v=UJZBRNsDydY
ちなみにアキちゃんもパクる。
全裸っぽく決めポーズ
ていうか、全裸なんですが…(;´Д`)
ついでに、クマムシ風に。
「あったかいんだから~♪」
さて、身体も温まったというところでディナータイムに突入。
他のお客さんもいるために、挨拶は抜きにしてテーブルごとに乾杯。
皆で「トレビアーン」
ワイングラスを持つとなぜか口走ってしまうこのフレーズ。
オーナーがフランス仕込みの腕で作ったというコース料理の数々。
メインは国産牛のヒレステーキ。
デザートもオリジナルで手が込んでいる。
「おおっ、うまい。これはうまい!」
那須のペンションで、これだけの料理を出すところもそうはない。
どういうわけか、浴衣とフランス料理との不思議な違和感(^-^;
夕食タイムの後は混浴タイムに突入!
【貸切で入るジャグジーと虹色風呂】ジャグジーと虹色に輝くお風呂
小野小町の湯です。ライトアップが美しい!
他に、楊貴妃、クレオパトラの湯があり、
こちらは2つずつ特長のあるお風呂があります。
24時間使える貸切露天風呂が数か所あるため
深夜2時くらいまで、何度でも入り続けれるため
メンバーさんも女性陣もヘトヘト。
どちらかというと新人メンバーが長風呂しており、
常連陣は早めに切り上げ部屋で男同士でトランプ
でもするしかなかった…(^-^;
小生もすることないので、早めに寝たかったのだが、
例のダブルルーム。
東京から来たNちゃんがアロマセラピストの免許持ってるってことで、
急きょマッサージルームにしたおかげで、これまた男性陣の順番待ちの状態。
ようやくマッサージが終わり、小生が寝床に着いたのが深夜2時頃。
あー、やっと枕に顔を埋めることができる。
ほのかにアロマの匂いと女の香りがする。
ここで、Nちゃんがマッサージしてたんだろうな。
そういうことを考えてるうちに、だんだんと眠たくなって
まどろみの中で夢を見た。
「ねぇ、只野さん」
「はい、何でしょうか?」
「あたし、彼のことは忘れる」
「ああ、それはいい。いやっ、それはよくない!俺には妻がいる」
「ううん、奥さんがいる男性でもいい…。不倫でもいいの」
俺は、せまいベッドの中でアキを抱いている。成り行き上、仕方がない。
「そりゃそうだ。俺もお前のことが好きだ。だったらひとつの愛を貫きたまえ」
「うん。そうする…♥」
ふと目を覚ましたら、すね毛も股毛も逆立った。
なんと枕を抱いていたつもりが、T氏の背中だったのだ。
お後がよろしいようで。
■ガストホフ 那須花(なすか)
●住所: 栃木県那須郡那須町高久乙3442
●客室数:13室
●施設形態:ペンション
●チェックイン 15:00~17:30/チェックアウト 10:00
●泉質: 単純温泉 アルカリ単純泉 麦飯石人工温泉
●効能: 関節痛 五十肩 慢性消化器病
●サイトです。 http://www.e-nasuka.com/
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次回に続く
https://konyokuroten.com/
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