09年9月度「万座・草津・宝川・法師 温泉オフ会」旅行記.4
さて次に向かう温泉は、「万座温泉」
万座温泉は上信越高原国立公園内にあり、 草津と並ぶ白根山(標高2,162m)系のいで湯で 標高1800mに位置する日本で屈指の高地の温泉である。
ハイキングコースも有り硫黄成分で黄色い山肌を近くで 見る亊が出来るが有毒の【硫化水素ガス】が発生して いるので風の無い日等は要注意だ。
その万座温泉の中で、今回オフ会の会場に選んだのは 「湯の花旅館」
過去に「万座高原ホテル」「万座亭」と万座温泉でのオフ会は 数回行ったことがあり、なぜ今回この湯の花旅館を 選んだかというと、ひとえにオイラ好みの渋くひなびた 温泉宿であるからにほかならない。
秘湯巡りをする時はこのような宿がふさわしい。
実際に目の前の湯の花旅館の建物は期待通りの渋く ひなびたたたずまいであった。
さて横手山山頂から志賀草津道路を通り、しばし雄大なる 志賀・白根のドライブを経た後に万座温泉方面への 分岐点を右折し、万座温泉「湯の花旅館」に到着。
万座温泉スキー場のゲレンデが目の前。訪れた9月中旬、 標高1800mの万座は、気温5度と早くも冬の気配。
スキー場の中に建つ湯の花旅館は雪の季節はスキー場下に 車を置いて歩いて行かなければならないという。
以前確かスキーをしていた時にゲレンデの真ん中に 露天風呂があった記憶がある。
それほど、この温泉は冬の間は雪に埋もれてしまうのだ。
到着してすぐに、湯の花旅館前のゲレンデから万座温泉ホテルの 【湯畑】を左手に見下ろしながらクマ笹の生い茂る歩道を登って 行くと硫黄が山肌に浮き出た遊歩道に出る。
カッコウやウグイスの声を聞きながらの散策も気持ちが良い。
遊歩道の途中にある休憩所からは万座温泉ホテルの 展望露天風呂【極楽湯】や湯元日進館の湯屋や 源泉の湧出する【湯畑】を眺む亊が出来る。
さて、ここの旅館。内湯は男女別。強酸性泉の湯だからか、 木造りの湯船である。 5~6人が浸かれる湯船には適温の湯がかけ流しに なっているが、湯は小さな湯桶にいったん注がれた後に 湯船に注がれている。
でも湯の花旅館の名物は何といってもこの 「さるのこしかけ風呂」。 ご主人が採ってきたサルノコシカケに源泉を流し込み、 そのエキスがしみ出したお湯を湯舟に注ぐというもの。
ガンにも効力があると言われるラジウム光泉と サルノコシカケのダブル効果で「ガン封じの湯」というわけだ。
事実、ガンが消えた、進行が止まったという報告も されているとのこと。
外には岩造りの露天風呂もある。
もちろん露天風呂は混浴。
男女とも一旦脱衣所を出て3、4メートル歩くことになるが・・・ お湯に入ってしまえばご覧のとおりの乳白色の湯ですから大丈夫。
恥ずかしがらずにお湯を楽しみましょう。
白濁していてよく見えませんが、入り口のこのあたりは 段差があるので注意す
るように。
源泉100パーセントの湯が、石を
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