■10.12 仙人風呂オフ会.1
「仙人風呂」は昨年、雨で増水して入れなかった。
実はこの日も危ういのであった。前々日に降った雨によって川の水かさが増して、前日の観光協会の予報では、今年も復旧のめどが立たない模様。
今年もダメか…。と思って現地に到着すると、なんと仙人風呂が開業しているではないか!おそらく意外と早く水が引いたに違いない。
さて、その「仙人風呂」だが、
●川原を掘ると温泉が涌き出る「川湯温泉」にある、川がそのまま温泉になっているという、とても珍しい温泉。大塔川をせき止めていて、底から源泉がいくつか湧き出している。秋頃にパワーショベルが出動し、温泉スペースを作る。大きさは幅が20m、奥行50mもあって、1,000人入れるということで「仙人風呂」の名が。仙人風呂は11~2月の間しかやってないので御注意を。
●源泉によって熱い温泉が出ている部分と冷たい水が湧き出ている部分とがあって場所によって温度が少し異なっている。全体的には管理の方が川から水を引いて大体40℃くらいに調節してくれている。あくまで「川」なので、開放感抜群。ゴロタ石の上に腰を掛ける事になるし、川縁には藻もあったりして、温泉なんだか川遊びなんだかよく分からない不思議な感覚を味わう事ができる。
●混浴なので、通りや旅館などからよ~く見えるので、水着の着用が必要。ただし早朝と夜間は、男性などはタオルで前を隠すだけで入浴されている方もいる。女性は、囲いのついた脱衣所があるので、そちらで水着に着替えられるようになっている。男性は20m幅のよしずが平行に2列ありますので、その間で着替えることになる。コインロッカーなどはないので、貴重品は持ってこないようにするか、川縁の目の届くところに置いておくのがよいと思う。
昼間っからは、あまりにもオープンすぎて連れてきた女性は皆、躊躇してしまった。
仙人風呂に入るのをあきらめた女性陣は、熊野古道と、熊野詣の総本山である「熊野本宮大社」を参拝した。
その「熊野本宮大社」
◆ 熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ) 和歌山県田辺市本宮町本宮
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熊野信仰の中心地
古くは「熊野坐(くまのにます)神社」という名で呼ばれている。熊野三山の中心で、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮である。
34回と最多の熊野御幸を行った後白河上皇(1127~1189)は、『源平盛衰記』によると、本宮へは34回訪れているが、新宮と那智は15回。
新宮と那智を略して本宮だけを詣でて熊野御幸を済ますこともしばしばあったことからも、本宮が熊野三山の中心であることがわかる。
鳥居の前に立つと、まず、大きな八咫烏(やたがらす)の幟が目を引きます。
八咫烏は熊野権現の使い。三本足の烏です。日本サッカー協会のシンボルマークでお馴染み。
鳥居をくぐり、杉木立のなかの石段へ。
石段の両脇には「熊野大権現」と書かれた奉納幟が立ちならんでいる。
158段の石段を登りきると、正面に神門があり、向かって左手のほうには真新しい礼殿が見える。
神門をくぐると、檜皮葺きの古色蒼然とした社殿が向かって左から第一殿・第二殿の相殿(あいどの)、第三殿、第四殿と3棟並んでいる。
神門の先、中央にあるのが第三殿。この第三殿が本社である。「証誠殿(しょうじょうでん)」といい、主神の家都美御子大神(けつみみこのおおかみ。家都御子大神(けつみこのおおかみ)ともいいます)を祀っている。
家都美御子大神という名はのちに付けられたもので、平安初期には熊野坐神(くまのにいますかみ)と呼ばれていた。「熊野にいらっしゃる神」、なんだかとても自然でいい感じである。
明治22年(1889年)8月の水害時まで熊野本宮大社は熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にあった。
大斎原には12の社殿やいくつかの境内摂末社、神楽殿や能舞台などがあり、現在の本宮大社の8倍の規模を誇っていた。
今では、その場所には大鳥居しか存在していない。
仙人風呂や熊野本宮大社から帰ってきたわれわれは、「チゲ鍋宴会」の仕込みに取り掛かった。毎年、大阪鶴橋にある鶴橋市場にて本場のキムチやワタリガニ、豚肉やチジミ等を買い込んで自炊するのだから、手が込んでいる。
男性陣が手際よく調理してくれて、いざチゲ鍋パーティの始まり。
ことしのチゲ鍋はキムチが辛かったのか、はたまたカラシ味噌や香辛料の配分を間違えたのか非常に辛い。12月に入って夜風が寒いのに「チゲ鍋」のせいで身体が熱くなり、窓を全開したほど。
さて、宴会のあとは恒例の焚き火パーティの時間である。あらかじめ用意しておいた薪をくべ点火!昔さながらのファイヤーストームのよう。
各自持ち寄った椅子で酒を飲んだりして、しばしの間はキャンプ気分。
ほかに焼き芋も(これは女子に大好評(笑))
しかし焚き火を見ているとなぜか心が和むのである。
夜空を見上げれば満天の星が…。
これでロマンチックな気分にならない人などいない。
世はふけていき、いよいよ次回は美女と混浴秘湯三昧の巻! つづく
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