■伊東温泉「大東館」で、洞窟風呂を体験!!
釣りコン終えたわたしたちは、潮風や、お魚さんたちの匂いで染みついた肌や髪を洗い落とすため、近くの温泉に向かうことにしました。
今回ご紹介する伊東温泉「大東館」は、JR伊東駅から徒歩で10分ほどの場所。
「伊豆の奥座敷」と呼ばれ、古くから温泉地として栄えてきた伊東市にあります。
ここ大東館は、伊東温泉の数ある温泉旅館の中でも、かなりの湧出量を誇る自家源泉を所有。湧出量は、毎分297リットル、源泉数は3本を有しています。
そのため、加水・加熱・循環なし! 温泉がそのまま堪能でき、大浴場・露天風呂の他、3つの貸切風呂があります。
抜群に鮮度の良い温泉に加え、数種類のお風呂に入れるのは、温泉好きでなくても嬉しいはず。しかも、貸切風呂は無料です!
まずフロントで入浴料700円を支払います。
簡単な館内の入浴場所について説明を受け、貸切の露天風呂へ。
ここには3つの貸切露天風呂があり、ランプがついていると貸切中。消えていると自由に入れるんです。
まず、わたしたちは五右衛門風呂から入ることにしました。
ぼ、防空壕五右衛門風呂
防空壕と五右衛門風呂の関係がわかりませんが…(?_?)
とりあえず突乳!
ほんとに防空壕なのですね?
土肥金山も真っ青!どこまで続くのでしょう…!?
暖簾をくぐると・・・
この防空壕は、第二次世界大戦中、実際に使用された所。中へと入ってみると、昼間でも薄暗く、湿気を帯びた重々しい空気。ひんやりとしていて、シーンとした物静かな空間は、少し怖さを感じてしまいます。
この防空壕の長さは300m。今は入ることはできませんが、豪内の一部にコンクリートで固められた会議ができる部屋があるそうです。実際は、かなりの長さがあるようで、この通路は、防空壕のほんの一部!
防空壕だけでも見物ですが、実は見所がもう一つ。それは、奥に進んで歩くと有る、縞模様が美しい豪内の壁です。まるで、ミルフィーユのように幾つか重なった層。この層は、はるか昔に火山が噴火して噴出物が堆積したもの。地質学的にも珍しいそうで、伊豆半島ジオパークのジオスポットになっています。
体の芯から、ぽっかぽっか
こちらは、防空壕にある五右衛門風呂。
浴室を開けると大きな釜が、2つ並んであります。時代劇などでよく見かける五右衛門風呂。そんな、日本古来のお風呂に入れる機会はあまりないのでは?
このお風呂は貸切風呂の中でも人気があるお風呂。「こんなお風呂が人気なの?」と思ってしまいますが、なみなみと温泉が湛えられたお風呂に入ってみると、たちまち「ざぶ~ん」と、豪快な音を立てて流れるお湯。
なんとも贅沢な瞬間で、音を立てながら入るお風呂は、やみつきになってしまいます。
そして、この浴槽は窓がないため、温められた空気が充満しています。まるで、サウナのようになっていて、知らず知らずのうち、体の中から「じんわり」。温泉との相乗効果によって、芯から温まることができますよ。そんなことが人気の理由なのでしょうね。
洗い場もちゃんとあります。
貸切風呂は、五右衛門風呂の他、貸切露天風呂・寝風呂があります。貸切なので、恋人やご家族で楽しまれてみてもいいかもしれせんね。
手足を伸ばして、のんびりと
浴槽は泳げてしまうくらい広く、湯量が豊富で常に浴槽から温泉が流れ出ているため、お湯はとても綺麗です。
無色透明で、やわらかい感触の湯なので、湯上りの肌はしっとりですよ! 大浴場は、時間によって男女入れ替え制。宿泊すれば両方の風呂に入ることができます。
こちらは露天風呂
貸切露天風呂もあります。
■伊豆・伊東温泉 お風呂ずきの宿 大東館
住所:静岡県伊東市末広町2-23
電話番号:0557-37-5166
施設へのアクセス:東名厚木ICより90分 東名沼津ICより60分/JR伊東線伊東駅下車/車3分(歩12分)
日帰り入浴料金:大人700円
営業時間:14:00~22:00(年中無休)
お風呂の種類:男女別大浴場、大露天風呂、貸切風呂3種類(露天風呂、五右衛門風呂、寝風呂)の計6種類。
※大露天風呂は、ご婦人様のみの使用となります。
貸切風呂について:
予約制ではございませんので、空いておれば何回でもご自由にご入浴できます。
・使用の際は必ず中から、鍵をかけてください。(これにより電燈表示板に『使用中』の電燈がつきます)
・使用状況は、1階大浴場入口の廊下、及びロビーにある電燈表示板に表示されます。・ご利用時間は、1ヶ所40分ほどでお願いいたします。
・貸切り料金は頂いておりません。
泉質:弱アルカリ性単純泉
効能:関節痛、五十肩、疲労回復、リウマチ、痔疾、慢性消火器病疾患、神経痛、筋肉痛、アトピー
HP http://www.daitokan.jp/index.html
◆温泉美人「大東館」より引用
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