■2012年11月度、九州オフ会レポート7
■黒川温泉「旅館 山河」
黒川 森のコテージを後にして、われわれ一行は、
最後の九州オフ会最後の温泉地「黒川温泉」に、
立ち寄り湯することにした。
![lrg_10691410[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/lrg_106914101.jpg)
黒川温泉は、熊本県の阿蘇山北側に位置する
田の原川の渓谷両側に風情ある和風温泉宿が並ぶ温泉地で、
2009年版のミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで
2つ星を獲得した素晴らしい温泉地だそうだ。
![map[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/map1.jpg)
和モダンな雰囲気漂う黒川温泉は、
女性人気No.1の温泉とも言われている。
何しろ今日は3連休の最終日ともあって、黒川の中心部は
すごい混みようだった。
とにかく温泉組合の駐車場は満車で、
入るのに並ばないといけない状態。
その中でわれわれは、「旅館 山河」という、
温泉街から少し離れた黒川温泉の中では
いちばん下流にある静かな旅館で、立ち寄り湯することにした。
「旅館 山河」は、黒川温泉の中心街から結構遠い。
カーナビを使うと結構迷ってしまう。
どうも黒川はカーナビと非常に相性の悪い地域のようだ。
狭い山道をクネクネ走って、ようやく山河に到着。
3,000坪という広大な敷地のなかに、お風呂が点在している
黒川温泉の中でも人気の高いお宿である。
ちなみに黒川温泉では、どこも日帰り立ち寄り湯は500円なのだが、
温泉組合で買う「温泉手形」を使うと、1200円で3箇所入れる。
これが、その温泉手形。
![CIMG1416[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/CIMG14161.jpg)
玄関に到着した。


「日本秘湯を守る会」の提灯がかかっている。

玄関から入って右が受付、左がロビー。
![CIMG1862[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/CIMG18621.jpg)
館内はレトロな和モダン調。

ロビーの横には、オシャレな陶器の皿なども販売している。

館内は離れも含め全体的にゆったりと配置されている。
3,000坪という広大な敷地というのも伊達ではない。
露天風呂に向かって少し歩き始める。



「いろり」のある建物があり、軒にはトウモロコシが干されている。
![DSC02132_convert_20110912201932[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/DSC02132_convert_2011091220193211.jpg)
右の正面から入ると「いろり」があって薪が燃やされている。
炎は出ていないが、これは置火のようにいつまでも燃えている。
![DSC02134_convert_20110912201958[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/DSC02134_convert_2011091220195811.jpg)
中は座れるようになっているが、ここで誰かがお茶を飲むという訳ではなさそうだ。
昔ながらの農村のような情景が再現されている。
ここは温泉宿であるだけでなさそうである。

館内を流れる小さな渓流
![DSC02136_convert_20110912202139[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/DSC02136_convert_201109122021391.jpg)
露天風呂に向かおうと歩いてゆくと小さな渓流が流れていた。
離れの近くである。そちらからこちらへと清流が岩の間や
緑の狭間を抜って流れている。岩は苔むしていて深山の趣である。
所々に木製の灯籠がある
![DSC02125_convert_20110912202302[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/DSC02125_convert_201109122023021.jpg)
うーん、演出が素晴らしい!
ちょっとした空間なのでが、山奥に迷い込んだような錯覚を覚える。
これを一体何と言ってよいのだろうか。
小さな小川、苔むした岩、その周囲を取り巻く植物、灯籠、
そしてうっそうとした樹々たちが、訪問客に奥深い安らぎを与える。
この道の奥に露天風呂があるのだが、このアプローチがすばらしい。
混浴露天風呂「もやいの湯」入口。
![CIMG1869[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/CIMG18691.jpg)
混浴の脱衣所は、2~3人用のシンプルな男女共用の脱衣所。
脱衣所を出ると、こんな景色が!
![0000132313[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/00001323131.jpg)
露天風呂に到着して驚いたのだが、お湯が青い。
実は、実物の青は写真よりも強くなく、少し濁っているようである。
そして、なによりも広い。
全体的には、自然味のあるかなり大きな岩風呂である。
![DSC02137_convert_20110912201800[1]](http://model.boy.jp/ntl-content/uploads/2012/12/DSC02137_convert_201109122018001.jpg)
右手には打たせ湯がある

左横には河童の銅像が

片側はレトロな壁だが、広くて緑もあるせいか
ほどよい開放感もあって、とてもリラックスできる。
空を見上げると、真っ青な空と、見事な紅葉のコントラストが素晴らしい。

ここの温泉は、飲用すると慢性の消化器病や便秘に効果があるそうだ。

M氏は落ちた紅葉の葉っぱを股間につけながら、
湯舟をうろうろしている。
(素晴らしい景観が台無し…)

しかも葉っぱで隠れてしまうのが、チョット悲しい(爆)
旅館山河には、この他に女性用露天風呂「四季の湯」、
貸し切り露天風呂(六尺楠風呂)、
内湯には「大岩風呂」「切り石風呂」「檜風呂」がある。
全部、入湯したかったのだが、泊り客でないと入れない風呂も多い。
女の子たちも、うちのメンバーだけの貸切状態のためか、
リラックスして入っている。



なにしろここは、泊まった方が絶対に良い温泉宿である。

次に九州を訪れる機会があれば、ゼヒもう一度訪れたい。
■旅館 山河
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6961-1
TEL:0967-44-0906
立ち寄り入浴料:500円
営業時間:8:30~21:00
定休日:不定休
駐車場:あり(無料)
露天風呂(混浴1、女1)・内風呂(貸3、女1、男1)
泉質:単純硫黄泉 / ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
効能:高血圧・動脈硬化・慢性皮膚病・慢性消化器病・切り傷・
糖尿病・慢性婦人病…etc.
バスタオル巻き:NG
旅館WEBサイト http://www.sanga-ryokan.com/
◆九州レポート 完
次回は那須・塩原オフ会レポート














































この記事へのコメントはありません。