■2015年3月度、那須・塩原温泉ツアーレポートⅠ「塩原温泉・大出館」編

 

■2015年3月度、那須・塩原温泉ツアーレポート
「塩原温泉 大出館」編

 
混浴は伝統として残すべき、それとも廃れる運命?
“温泉大国”日本で古来よりの入浴文化である“混浴”ができる温泉施設は僅か500湯強。
それに「快適といえる野湯」を加えても合計で700湯もないものとなっている。
厚労省ではおおむね10歳以上の男女の混浴はさせないとのお達しを出しているぐらいなので、
昔ながらの混浴はますます減って行く運命にある。
TVで混浴に対する男女世代別アンケートを行っていたことあるが、
赤の他人の男性と一緒に風呂に入るのは抵抗がある、リラックスできない、
盗撮や下着泥棒が心配だなど女性側がイヤがる気持ちはよくわかる。
特に世間には混浴に潜む「ワニ男」というのが存在し、混浴の温泉で女性が入ってくるのを、
体を沈めてワニのようにじっと待ち構えているという輩が必ず存在しているのも、
混浴文化を廃れさせていく大きな原因でもある。
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今から20年~30年前までには、今のように混浴温泉を取り上げる雑誌やメディアもなく、
またインターネットもまだ普及してなかったので、小生なんかはドライブやスキー、
山登りに行ったあとは必ずといっていいほど
秘湯の混浴露天風呂に浸かりにいったもの。
しかし、この頃はワニといわれる輩は殆ど存在せず、
若い女性も大らかに裸で入ってきていたものである。
ところが、ここ14~15年ほど前からインターネットの普及で「混浴」の文字を見つけると、
その好奇心から日帰りで入浴に来るケースが増え、
入浴風景をのぞいていくだけの人も多くなってきたのある。
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たまに彼女や、混浴に興味ある女性を混浴露天風呂に連れていくと、必ず数人の男の視線に晒され、
または近寄って来られ、あげくは触られたりすることも度々あったため、
「これはいかん」という事で、混浴したい時は、極力ワニのいないような秘湯の温泉地や、
出来るだけ「貸切り露天風呂」を使用するようになったのある。
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混浴体験してみたいっていう女性たちを、気軽に誘えるサークル。
いわば混浴愛好会「なちゅらる」が出来たのは、ちょうどその頃から。 
 
■塩原温泉「大出館」
というわけで、最初の立ち寄り湯の目的地は、
オフ会で何度か利用させていただいた大出館。
言わずと知れた、1200年の歴史を誇る塩原温泉発祥の地、元湯温泉。
日本秘湯を守る会の会員お宿でもある。
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新宿駅を出たのが9時過ぎだったため、途中「東北自動車道」の事故渋滞に遭い、
到着したのが午後2時半。大出館の受付は2時までなのでもう過ぎている。
「ダメ元でも良いか」と、受付まで来て20名で来たのですがいいですか?
と聞くと年老いたオーナーさんが「いいですよ」と気さくに応えてくれた。
ところが、土曜日ということもあり車が上段・中段・下段と
坂の三か所にある駐車場すべてがほぼ満車。
駐車場まで来て、その混雑ぶりに恐れをなしたのか
そのまま引き返していった車もあったが、何せうちのメンバーだけで車が8台。
帰る車と、宿泊する客の車が狭い道で交差するため、
まともに停めるのに1時間近くもかかってしまった。
館内に入ると、明るい雰囲気のロビーは、秘湯感はあまりなく
どちらかというと公共施設の受付っぽい感じ?
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フロント階は3階にあるので、受付正面のエレベーターで1階に下り
長い廊下を右に進むと突き当りが浴室になる。
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紺の暖簾をくぐると、左手が『女の湯』。
正面に墨の湯。これが大出館名物の黒い色をした混浴風呂。
こちらの混浴、タオル巻きNG!とのこと。
水着なんて、もってのほか!!
混浴って、こうでなくちゃ!
そして、脱衣所も男女一緒
かなーり難易度の高い混浴なのである(^_^;)。
さて浴室は・・・・。
二つある浴槽のうち、右が黒い墨の湯。
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タオルを浸けると、黒い湯の花でタオルまでうっすら黒くなる。
左は鹿の湯。
こちらは別源泉。
こちらも若干黒っぽい。
見た目はちょっと似てはいるけど、さほど変わりはない。
日によってエメラルドグリーンや乳白色、灰色など五色に色が変わるという。
大出館では、『五色の湯』『御所の湯』の二本の自家源泉を所有し『墨の湯』『女の湯』の他に
混浴『御所の湯』貸切風呂『藤の湯』と全部で4か所の浴室にある、
8つの湯舟すべてで加水なし、加温なし、循環なし、消毒なしの100%源泉掛け流しの
濃厚なる濁り湯を堪能できるとのこと。
それぞれの源泉には飲用のコップも置いてある。
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まずは、墨の湯を飲んでみると・・・。
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色の割には、クセのない飲みやすい味。
浴感もちょいと熱めだが、すっきりとした湯である。
・・・しっかし、浴室の痛みようは尋常じゃないのである。
「源泉100%」を頑固なまでに守リ通す大出館。
温泉の成分が非常に強いため金属の腐食がひどく
テレビは年間約50台、エアコン、暖房、冷蔵庫なども次々壊れてしまうんだそう。
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なんと電化製品の寿命が長くても1年とは。
次に貸し切り風呂に入ることに。
ここは宿泊者専用だと思っていたけど、日帰りでも空いていたら利用して良いとのこと。
墨の湯には、たくさんの男性入浴客がいたので女性を入らすことが出来なかったのだが、
ここは貸切なので全員でフル入浴。
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内風呂ゆえの閉塞感か、20人も入ると芋の子洗い状態…(;´Д`)
次に混浴露天風呂の方へ
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露天風呂は女性専用と混浴だけで男湯はないのである。
露天風呂の方が多少広く落ち着ける。
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右奥に見える階段内湯からこの露天に出れる。
■塩原温泉 大出館 
栃木県那須塩原市湯本塩原102
TEL 0287-32-2438
日帰り入浴混浴:3(混浴露天風呂×1、内湯×2)女湯:2(露天風呂、内湯)
男湯:0 家族風呂:1(内湯)
駐車場:あり
【料金】大人(15歳以上) 600円
【受付時間】 AM 10:00 ~ PM 2:00
【利用時間】 AM 10:00 ~ PM 4:00
※ 墨の湯は PM 2:00 ~ PM 3:00 の間、女性専用
※貸し切り風呂も含め、全ての温泉風呂が利用可能
泉質:含硫黄 -ナトリウム- 塩化物炭酸水素塩温泉(硫化水素型 )
効能:リュウマチ、糖尿病、関節痛、神経痛等。
WEBサイトhttp://ooidekan.com/
・・・・・・・・・・・
次回に続く
https://konyokuroten.com/

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