岐阜・新穂高温泉にて開催された
「GW奥飛騨混浴オフ会」。
全国各地から43名もの参加があり、
大盛況を納めることができた。
さてオフ会の場所「水明館 佳留萱山荘」に来るのは
もう何度目になるだろうか。
初めて訪問したのは確か1990年前後だったと思う。
毎年最低1回は宿泊し、立ち寄り湯にも年に3~4回は
行ってるのだから、かれこれ70回位は行ってるだろう。
それからずっと、佳留萱山荘は変化なく過ぎてきたが、
ここ2~3年余りの合間に、露天風呂に手が加えられた。
旅館の外観は変わっていない。暖簾をくぐって露天へ
下りて行く所も変化ない。露天まで下りると、
川の上流方向に向かってやけに広く感じる。
以前は川側と山側にふたつの湯舟があったのだが、
川の上流方向の岩が切り崩され、新しい湯舟が
ひとつ新設されている。
それぞれの湯舟はかなりの大きさがあり、
それが三つ合わせて巨大な露天ゾーンを形成している。
この広さが混浴で、しかも水着や湯衣を着る必要もないのだから、
開放感は日本全国で考えても上位にランクされるだろう。
新設された湯舟の奥には、岩石を積み上げた洞窟ができている。
中に入ると、奥行きはさほどではないが、蒸し風呂のような感じだ。
真ん中に岩が柱となっており、そこを中心に洞窟の中をぐるっと
回って出てこれる。プチ探検気分。
それにしても、これだけ広大であると温泉情緒は感じられなくなって
しまうが、とにかくこの解放感は他では得られないものだ。
ここでのオフ会も色々なエピソードがあった。
川原で全員で飛び込んだことや、露出愛好家のグループと
遭遇したこと、回転式露天風呂でのビール一気飲み大会や、
卓球トーナメント、露天からのホタル鑑賞、大雪での立ち往生に、
雪でスリップして玉突き衝突に遭遇したことなど…。
今では良い思い出となっている。
さて、今回のオフ会。久々に2日間とも天気も良く、
空には雲ひとつ無かった。
直射日光を遮るものもないので、お湯に浸かってなくても
じっとりと汗ばむほどだ。
それにしても、本当に空が広い。いつもビルの隙間に見える
狭く淀んだ空しか見ていないので、
心から開放されるような景色である。
ここには、時間の流れが存在しない。
最近までこの辺り、雪が降ってたそうで、
付近の山々はまだ残雪が残っている。
それにようやく桜が満開し、梅も咲き乱れている。
ただし回りの山は新緑に色づき、
春と夏と冬景色がいっぺんに体験できた、
なんとも不思議な光景だった。
我々はGWの渋滞を避け、前夜から出発したのだが、
これが正解で、地元の着いてからは、オフ会までの間は
まず平湯温泉「神の湯」に入浴した。
「神の湯」は平湯温泉街から少し離れた山の中にある
露天風呂である。ガイドブックで見ると、深い森の中の
秘湯っぽい場所なのかと思っていたが、行ってみると
それほどでもない。
受け付けの前では、炭火焼きの川魚、山の水で冷やした
ラムネなどが売られてる。
ゆるい坂を上って行くとまず男湯があり、
女湯はその上方にある。小屋になった脱衣所には、
有料のロッカーも備えられている。
浴槽の半分は屋根がけ。思った程広くない湯舟には、
緑がかった薄茶色の湯が掛け流されている。
湯口でのみ弱い硫黄臭が感じられ、鉄味。
かなり熱いお湯だが、高い岩の上から散らすように
湯を落としているので、自然冷却されて、湯舟はやや熱めの適温だ。
つるつるも十分に感じられ、湯上がりもすきっとしてさっぱりする。
秘湯というには、やや造られた雰囲気はあまり好きではないが、
期待が強過ぎたのかもしれない。
しかし平湯から見る槍ヶ岳の雄姿は本当に絶景だった。
ここを後にして、次に向かったのは白骨温泉「泡の湯」
もう「泡の湯」は何度も通っており、ここのレポートでも
何度か触れたので、あえて温泉のことは割愛するが、
やはりGWの初日。我々だけのグループでも20名は超えるのに、
100名近くは入って来ており、期待通りの
ほとんど芋の子洗い状態だった。
乗鞍高原のレストランで昼食後は、佳留萱山荘に向かい
15時と早い目にチェックインをした。
チェックインを終えた我々は、部屋に入るなり
いきなり寝てしまう。
前夜から出てきたのと、露天風呂を2ヶ所も回ったため、
ほとんど寝ていない関西のメンバーは、
さすがに疲れてしまったのだ。
ここで無理やり起きて、宿の露天風呂に入ろうものなら、
これからお楽しみの夜の宴会や露天風呂での月見酒等、
楽しい最中に爆睡という不覚を演じてしまわなければならない。
充分に仮眠をとった我々は夜の宴会に臨んだ。
ここで初めて全員と顔を合わせることになったのだが、
何せ総勢43名。そのうち新人メンバーがその半分ときては、
顔も名前も覚えられるわけがない。
去年GWにオフ会した時は60名もの参加者があり、
さすがに全員に名札をつけてもらったのだが、
全く意味を成さなかったため、今年は取りやめにした。
自己紹介している間に宴会は終わっ
てしまうので、
各自各々のテーブルで自己紹介して
もらった。
さて夕食後は、全員で大露天風呂に直行した。
20時以降は外来の入浴客もいなく、ほぼ我々だけで貸切に
なるだろうと甘い期待をしていたのだが、
何とこの日は佳留萱山荘にキャンプ(宿が管理している
キャンプ場がある)しに来てたキャンパー達が、
たくさん入浴してきており、昼間と変わらない入浴客が
たくさん入っていた。
宿ならGW料金で16,000円はかかるのと、おまけに我々が部屋を
占拠してしまっているため、これだけのキャンパーが
訪れたのかもしれない。
うかつにもほぼ貸し切って大露天を楽しもうっていうプランは
もろくも外れてしまった。
(この日は、我々のマスコット「アヒル隊長」に引き続き、
「2番隊長」もデビューした)
大露天で星見酒宴会っていうプランが叶わなかった我々は、
テレビ東京の全国大工選手権で作られた「夢をいつまでもの湯」
と言う貸切りの露天風呂に場所を移した。
この貸切露天。八角形の湯船の真ん中にある丸い部分を回すと、
湯船がクルクル回る。。。はずなのだが、この「回す」ってのが、
重い!!全員で、満身の力をこめて回しても、ぐ~ぅぅ、、、と、
ゆっくり回すのがやっとでした。
以前はもっと簡単に回転していたのだが、年々底にあるベアリングの
滑りが悪いのか、硬くなっているようだ。
それに、みんな裸で、力をいれて湯船を回す姿は、ちょっと
変だと思う。
その日の晩は、部屋で再び飲みなおしたあと、
再び回転露天風呂の方に。
全員が寝たのは深夜2時過ぎだった…。
さて翌朝は、新穂高温泉の「深山荘」と「新穂高の湯」
を立ち寄り湯することに。
深山荘の露天風呂は日本アルプスの雄姿が眺められる
川のそばにある絶景の露天風呂なのだが、気温が高いのか
湯温もかなり暑めでみんな湯に浸からず、
川にはいる始末…。
普段は、この時期の新穂高の湯は37~8℃とかなり湯温は
低めなのだが、露天風呂で日焼けした我々にとって
ちょうど良いくらいの適温だった。
今回のオフ会、人数の割には事故やトラブルもなく
無事に終了した。参加された方々も気の良い方が多く
色んな方と話ができ、充実した2日間だった。
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皆さんの楽しそうな笑顔が見えてくるようです。
GWは彼女とともに仕事三昧でした。。。
温泉に行きたいねと話をしながら拝見させて頂きました~(*~~*)
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GWは彼女とともに仕事三昧でした。。。
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