■2011年10月度、奥飛騨混浴オフ会旅行記.4
■新穂高温泉「佳留萱山荘編」
新穂高温泉は奥飛騨温泉郷の最奥に位置し、北アルプス登山への玄関口としても有名。蒲田川沿いには野趣溢れる開放的な露天風呂を持つ宿が多い中で、今回われわれが宿泊した「水明館佳留萱山荘」もそんな宿のひとつ。
大自然の中にある敷地も広い一軒宿である。(日本秘湯を守る会・会員宿)
過去に30回以上宿泊したこともある常宿なのだが、毎回訪れても飽きがないのが、この宿の特徴。
最近はTVの温泉番組でもよく取材され、なかなか予約の取れにくい宿の為、1年前から予約を入れておかないと、30人~40人前後の団体は、まず予約が取れない人気旅館である。
チェックインが意外と早かったため、すぐ屋外の混浴露天風呂へ行くことに。
男女別の脱衣所がある。女性は女湯の方から着替えて入ることができる。
オープンタイプの下駄箱に靴を預け、脱衣所に入る。
脱衣所内には造り付けの棚に脱衣カゴのみ。貴重品類は持ち込まない方が
良さそうだ。洗面所にはドライヤーのみ備え付けられている。
温泉分析表と利用状況表は、洗面所の所に掲示されている。
露天スペースへ出ると簡素な造りの洗い場と掛け湯がある。
洗い場には、一応ボディーソープとリンスINシャンプーが備え付け。
大野天風呂は、東海地区で最大級の大きさという触れ込みだ。
広大な露天スペースに3つの浴槽、洞窟風呂などが点在している。
洗い場側にある浴槽が一番大きく、中央の湯口から湯が盛大に浴槽に投入されている。
そうこうしている内に、女の子たちがバスタオルを巻いて女性専用露天風呂から登場。 この大野天風呂は、広大なスペースが総て混浴。
バスタオル巻はOKで持ってない方はフロントにて300円でレンタル可能。
女の子曰わく、女性専用露天風呂も結構広めの浴槽のようだが、 高い塀に囲まれているので開放感は無いそうだ。上の写真中央の塀の向こうが女性専用露天風呂。
この広大な露天浴槽を満たす湯の泉質は、弱アルカリ性単純温泉。
源泉は3本あり、炭酸水素塩泉の「カルカヤ1号泉」と弱アルカリ性単純温泉の「カルカヤ2号泉」を混合して掛け流し利用している。
この混合泉は、貸切露天風呂の「河鹿の湯」にも利用しているとのこと。
炭酸水素塩泉の「カルカヤ3号泉」は、宿泊棟にある内湯と残りの貸し切り露天風呂に利用。
ちなみに貸切露天風呂は宿泊者には無料だが、立ち寄り湯でも別金大人1500円でも利用出来るとのこと。
われわれは無料とのことなので、川沿いにある「河鹿の湯」にも入ることに。
ここが脱衣所の入り口
すぐ横に川が流れる絶好のポジション
あとの貸切露天風呂はテレビ東京の「テレビチャンピオン大工王選手権」の番組内で作られた回転式の露天風呂「夢をいつまでもの湯」、槍ヶ岳が正面に一望できる「望槍の釜湯」の3つ。
「夢をいつまでもの湯」
こうして皆で回すと湯船が動く(^^ゞ
今はこの丸いテーブルは取り除いたそう…。
「望槍の釜湯」
なお佳留萱山荘に湧く3本の源泉総湧出量は、毎分1111リットル!
小さな温泉地なら楽にまかなえそうな量だ。
湯はやや緑色した薄濁り、サラサラした浴感で、温度は41度と適温。
弱い金属味、金属臭と湯口では弱い硫黄臭も感じ、
炭酸も多く含まれているようで、湯口には気泡がびっしり。
1番大きいメイン浴槽は、立
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