2012年9月度、みちのくオフ会レポート10

川原毛大湯滝レビュー

阿部旅館から車で20分走った所に、有名な野天風呂「川原毛大湯滝」がある。
地図はこれ

大きな地図で見る
駐車場に到着し、看板の方に向かって下りる事に。

川原毛地獄の遊歩道を下りていくのだが、道が舗装されてなく凹凸があるので、全部下りると結構疲れる。

かなり急な階段を下りていく。こりゃ上がるときは苦労しそうだな…。
15分ばかり道を下りたところに、高さ約20mの滝が水しぶきを豪快に上げていた。

川原毛大湯滝に到着である。

川原毛大湯滝は左右に分かれながら、2つの滝を形成している。その滝つぼにはちょうどいい大きさの浴槽?があるのだが、滝を間近で見るとその水量の多さがわかる。
しかも、流れ落ちる水がすでにお湯になっているではないか!

これこそ自然の脅威である。
豪快に流れ落ちる滝の湯に、感動すら覚える。
ちなみに滝の下では家族連れや、小学生たちがはしゃいでおり、まるで川遊びのよう。

ただしみんな水着姿であった。
水着姿の所に、全裸で入るわけにはいかないな?
男は黙って全部脱いで入る!これは野湯に入るときの基本である(少なくとも私はそう思っている)。そういうのが嫌な人はちゃんとした男女別の温泉施設に行けばいいのである‥。何だか我々の方が変なことやってる気にさせられてしまう。
と、こっちがちょっと恥ずかしいとためらったところ、脱衣所からは、さっさと女性陣がフェイスタオル一枚の姿で滝壺の湯に入ろうとした。
ちなみに、ここが脱衣所


滝壺の湯の中にいた小学生のわっぱ連中は、女性が裸で入って来たもんだから恥ずかしがって別の湯の方に行ってしまった。

しかし、オッサン連中だけはその場から動こうとはしない。
滝に打たれながら、おそらく内心ラッキーだと思ったに違いない。

他に外国人の観光客も何人か来ていたのだが、われわれがスッポンポンになって湯に入っているのを、珍しそうに見ている。
中には写真を撮る人もいたりする…(-_-;)
おそらく自分の国に帰って写真見せながら、日本の温泉はヌーディストビーチとおんなじだ。とでも語り継がれることだろう…(^_^;)
さて話を大湯滝に戻そう。
ここははっきりいって豪快な湯である。なんといっても約20m上から一気に流れ落ちる滝そのものが適温の湯、そこで「打たせ湯」まで出来てしまうのは、知床にある「カムイワッカの湯」とて無理。

日本では、おそらくここだけだろう(ただし夏以外は湯温が下がってキビシイと言う)
ちなみに、湯の成分が濃すぎて目はずっと開けていられない(すんごいしみる)。
●次回に続く

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