◆2013年11月度、九州縦断、混浴・秘湯旅行記.2
■筌ノ口温泉「新清館」
次に訪れたのは、岳の湯温泉から30分離れたところにある
「筌ノ口温泉」の共同湯の隣にある「新清館」の露天風呂。
ここはネットで調べて素晴らしいと聞いていたので、
今回宿泊することにした・・・
森の中にある大きな熱い露天風呂は爽快である・・・
特にわれわれが入ったのは「こぶしの湯」(混浴)だったのだが、
だれも居なく本当に貸切状態・・・。
脱衣場の建物も趣があり・・・旅館の外観はあっさりとしたコンクリート造だが、
中は意外と民芸調で落ち着いている・・・
混浴の露天風呂は本館から森の中を少し歩いてゆく場所にあり、
一見露天風呂があるとは判りにくい。
脱衣所から見える景色に、思わず「おお~っ」。
黄土色の露天風呂が広がっている。はっきりそれと分かる金気臭。
深さはさほどでもなく、横になって頭がちょうど出る程度。底は平坦。
ただし縁には踏段の石があり、気をつけないとつまづきます。
濁っているので底が見えない。
一番奥の湯口からはお湯がどんどん流入。湯口のお湯は透明に見える。
周囲は背の低い木立に覆われ、上空の開放感もなかなかいい感じ。
皆露天風呂へ入るため、内湯の方は貸切状態。
湯はとても新鮮で析出物がすばらしい。
析出物の感じと泉質が長野県にある加賀井温泉「一陽館」
に似ていると思った。
湯はかなり熱めで身を沈めるまで時間がかかったが
入ってしまえば身体がなれるのは早い。
お湯加減も快適。
秘境というにふさわしい山間の風情のある旅館です。
かつ、インテリアにもセンスが感じられて、清潔感もありました。
休憩所のインテリア
ひと風呂浴びた後の夕食
さて料理はというと、少なめのプランのものを選んだのですが、
それでも郷土料理のバリエーション豊かで、特に、馬刺しは絶品。
乾杯は三重のYASUさんに!
やはり女性と一緒の宴会は楽しい(#^.^#)
宴会の後は再びみんなで混浴に…(^-^;
女の子に肩を揉んでもらい極楽極楽(*^▽^*)
近くに日本一の歩行者吊り橋で有名な「九重“夢”大吊橋」があり、
観光客がごった返していたのだが、なぜかこの素朴な温泉だけが
観光客の目に触れず、ひっそりとたたずんでいるかのようであった。
泉質+景観の両方を兼ね備えた天下一品の露天風呂は
ぜひ一度行ってみてほしいと思います。
「筌ノ口温泉「新清館」
■住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1427番地の1
■アクセス:大分道九重ICより、県道40号を南へ9キロ
■営業時間:日帰り入浴は7時30分から夜の10時まで
■泉質:炭酸水素塩泉
■効能:神経痛、筋肉痛、胃腸病など
■日帰り入湯料:大人500円
http://www4.ocn.ne.jp/~shinkan/
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