2011年10月度、奥飛騨混浴オフ会旅行記.5
■新穂高温泉「佳留萱山荘編」Part.2
存分に湯浴みを楽しんだ後、ロビーで座っていると続々と本日のオフ会のメンバーがチェックインしてきた。
「お待ちしておりました!」と、フロントに居た仲居さんが、チェックインしてきたメンバーを笑顔で迎え入れていただき、てきぱきと部屋に通してもらう。
あらかじめ作っておいた部屋割り表によって、参加メンバーが部屋に誘導されていく。もう20年近く泊まっている宿のため、従業員の方も手馴れているのだ。
ロビーには暖炉と薪があり、見た目は決して豪華ではないが、素朴で、ゆったり流れる山の時間を感じさせてくれる造りである。
近くに野生の鹿の剥製も飾ってあり、山荘の雰囲気たっぷりある。
2Fには娯楽室兼、展望室なるものがあり、卓球台が用意されている。
なお川沿いの部屋は山側より料金設定が少し高め。
部屋から聞こえる川の風景とせせらぎはリラックスさせてくれる。
大露天風呂だけが取りざされる「佳留萱山荘」なのだが、 もう1種類の源泉は内湯にある。「炭酸水素塩泉」。
皮脂などの分泌物を乳化させ、つるんつるんの滑らか肌にする泉質である。
いわゆる「美人の湯」なのである。
源泉温度87.4度。PHの表示は無い。
無色透明無味だが、匂いは、風呂場のドアを開けたとたん、微量の硫黄臭(というか、ゴムのような匂い)・・・
とにかく不思議な香りがする温泉である。
さて、いよいよ夕食の時間。1Fの食事処でいただくことに。
われわれは川側のテーブルなのだが、窓際のテーブルだけ他のお客様用にパーテーションで仕切られている。
献立は「飛騨牛の朴葉みそステーキ」「岩魚塩焼き」「刺身」など山・川・海の幸が合わさった料理でボリューム満点。
乾杯の音頭は神奈川のJさんに。
宴もたけなわ
宴会の後は、お約束の混浴露天風呂タイムに途中なのだ!
途中、雨が降ってきたので屋根のある貸切露天の方に移動することに…。
裸族の民族大移動(笑)
貸切露天風呂に20人も入るとこうなる。
混浴タイムの後は、お待ちかねの富山のSさんと、三重のYさんの演奏会!
2次会は有志だけの王様ゲーム?罰ゲームは裸に!(ただし負けたのはすべて野郎のみ)
明け方4時まで付き合わされることに…(^_^;) しかし毎回オフ会のパワーには恐れ入る。
最後になるが、毎回泊まっているのに飽きが来ないほど、この「佳留萱山荘」は、ごくごく自然で、心地良いサービスが徹底された宿なんじゃないかなと思う。
この宿が世間で有名になった理由は、大露天風呂だけじゃない、ことを訪れるたびに確信したのだ。
また来年10月の紅葉時に再び皆と会えることに!
■宿名 「水明館 佳留萱山荘」(すいめいかん かるかやさんそう)
■TEL:0578-89-2801
■住所: 〒506-1421 岐阜県吉城郡上宝村神坂555
■アクセス: 車 :中央自動車道 松本IC→R158 90分
■電車:JR高山本線 高山駅下車 バス新穂高温泉行佳留萱下車 歩3分
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