■08.5月度「GW奥飛騨混浴オフ会」 レポート

5/3(土)~4(日)
岐阜・新穂高温泉にて開催された
「GW奥飛騨混浴オフ会」。

全国各地から43名もの参加があり、
大盛況を納めることができた。

さてオフ会の場所「水明館 佳留萱山荘」に来るのは
もう何度目になるだろうか。
初めて訪問したのは確か1990年前後だったと思う。
毎年最低1回は宿泊し、立ち寄り湯にも年に3~4回は
行ってるのだから、かれこれ70回位は行ってるだろう。
それからずっと、佳留萱山荘は変化なく過ぎてきたが、
ここ2~3年余りの合間に、露天風呂に手が加えられた。

旅館の外観は変わっていない。暖簾をくぐって露天へ
下りて行く所も変化ない。露天まで下りると、
川の上流方向に向かってやけに広く感じる。
以前は川側と山側にふたつの湯舟があったのだが、
川の上流方向の岩が切り崩され、新しい湯舟が
ひとつ新設されている。

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それぞれの湯舟はかなりの大きさがあり、
それが三つ合わせて巨大な露天ゾーンを形成している。
この広さが混浴で、しかも水着や湯衣を着る必要もないのだから、
開放感は日本全国で考えても上位にランクされるだろう。

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新設された湯舟の奥には、岩石を積み上げた洞窟ができている。
中に入ると、奥行きはさほどではないが、蒸し風呂のような感じだ。
真ん中に岩が柱となっており、そこを中心に洞窟の中をぐるっと
回って出てこれる。プチ探検気分。
それにしても、これだけ広大であると温泉情緒は感じられなくなって
しまうが、とにかくこの解放感は他では得られないものだ。

karu-5[1].jpg

ここでのオフ会も色々なエピソードがあった。
川原で全員で飛び込んだことや、露出愛好家のグループと
遭遇したこと、回転式露天風呂でのビール一気飲み大会や、
卓球トーナメント、露天からのホタル鑑賞、大雪での立ち往生に、
雪でスリップして玉突き衝突に遭遇したことなど…。
今では良い思い出となっている。

さて、今回のオフ会。久々に2日間とも天気も良く、
空には雲ひとつ無かった。
直射日光を遮るものもないので、お湯に浸かってなくても
じっとりと汗ばむほどだ。
それにしても、本当に空が広い。いつもビルの隙間に見える
狭く淀んだ空しか見ていないので、
心から開放されるような景色である。
ここには、時間の流れが存在しない。

最近までこの辺り、雪が降ってたそうで、
付近の山々はまだ残雪が残っている。
それにようやく桜が満開し、梅も咲き乱れている。
ただし回りの山は新緑に色づき、
春と夏と冬景色がいっぺんに体験できた、
なんとも不思議な光景だった。

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我々はGWの渋滞を避け、前夜から出発したのだが、
これが正解で、地元の着いてからは、オフ会までの間は
まず平湯温泉「神の湯」に入浴した。

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「神の湯」は平湯温泉街から少し離れた山の中にある
露天風呂である。ガイドブックで見ると、深い森の中の
秘湯っぽい場所なのかと思っていたが、行ってみると
それほどでもない。
受け付けの前では、炭火焼きの川魚、山の水で冷やした
ラムネなどが売られてる。

ゆるい坂を上って行くとまず男湯があり、
女湯はその上方にある。小屋になった脱衣所には、
有料のロッカーも備えられている。
浴槽の半分は屋根がけ。思った程広くない湯舟には、
緑がかった薄茶色の湯が掛け流されている。
湯口でのみ弱い硫黄臭が感じられ、鉄味。
かなり熱いお湯だが、高い岩の上から散らすように
湯を落としているので、自然冷却されて、湯舟はやや熱めの適温だ。
つるつるも十分に感じられ、湯上がりもすきっとしてさっぱりする。
秘湯というには、やや造られた雰囲気はあまり好きではないが、
期待が強過ぎたのかもしれない。

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しかし平湯から見る槍ヶ岳の雄姿は本当に絶景だった。

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ここを後にして、次に向かったのは白骨温泉「泡の湯」
もう「泡の湯」は何度も通っており、ここのレポートでも
何度か触れたので、あえて温泉のことは割愛するが、
やはりGWの初日。我々だけのグループでも20名は超えるのに、
100名近くは入って来ており、期待通りの
ほとんど芋の子洗い状態だった。

乗鞍高原のレストランで昼食後は、佳留萱山荘に向かい
15時と早い目にチェックインをした。

チェックインを終えた我々は、部屋に入るなり
いきなり寝てしまう。
前夜から出てきたのと、露天風呂を2ヶ所も回ったため、
ほとんど寝ていない関西のメンバーは、
さすがに疲れてしまったのだ。
ここで無理やり起きて、宿の露天風呂に入ろうものなら、
これからお楽しみの夜の宴会や露天風呂での月見酒等、
楽しい最中に爆睡という不覚を演じてしまわなければならない。

充分に仮眠をとった我々は夜の宴会に臨んだ。

ここで初めて全員と顔を合わせることになったのだが、
何せ総勢43名。そのうち新人メンバーがその半分ときては、
顔も名前も覚えられるわけがない。
去年GWにオフ会した時は60名もの参加者があり、
さすがに全員に名札をつけてもらったのだが、
全く意味を成さなかったため、今年は取りやめにした。
自己紹介している間に宴会は終わっ
てしまうので、
各自各々のテーブルで自己紹介して
もらった。

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さて夕食後は、全員で大露天風呂に直行した。
20時以降は外来の入浴客もいなく、ほぼ我々だけで貸切に
なるだろうと甘い期待をしていたのだが、
何とこの日は佳留萱山荘にキャンプ(宿が管理している
キャンプ場がある)しに来てたキャンパー達が、
たくさん入浴してきており、昼間と変わらない入浴客が
たくさん入っていた。
宿ならGW料金で16,000円はかかるのと、おまけに我々が部屋を
占拠してしまっているため、これだけのキャンパーが
訪れたのかもしれない。
うかつにもほぼ貸し切って大露天を楽しもうっていうプランは
もろくも外れてしまった。
(この日は、我々のマスコット「アヒル隊長」に引き続き、
「2番隊長」もデビューした)

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大露天で星見酒宴会っていうプランが叶わなかった我々は、
テレビ東京の全国大工選手権で作られた「夢をいつまでもの湯」
と言う貸切りの露天風呂に場所を移した。
この貸切露天。八角形の湯船の真ん中にある丸い部分を回すと、
湯船がクルクル回る。。。はずなのだが、この「回す」ってのが、
重い!!全員で、満身の力をこめて回しても、ぐ~ぅぅ、、、と、
ゆっくり回すのがやっとでした。
以前はもっと簡単に回転していたのだが、年々底にあるベアリングの
滑りが悪いのか、硬くなっているようだ。
 それに、みんな裸で、力をいれて湯船を回す姿は、ちょっと
変だと思う。

Natural_001.jpg

その日の晩は、部屋で再び飲みなおしたあと、
再び回転露天風呂の方に。
全員が寝たのは深夜2時過ぎだった…。

さて翌朝は、新穂高温泉の「深山荘」と「新穂高の湯」
を立ち寄り湯することに。

深山荘の露天風呂は日本アルプスの雄姿が眺められる
川のそばにある絶景の露天風呂なのだが、気温が高いのか
湯温もかなり暑めでみんな湯に浸からず、
川にはいる始末…。
普段は、この時期の新穂高の湯は37~8℃とかなり湯温は
低めなのだが、露天風呂で日焼けした我々にとって
ちょうど良いくらいの適温だった。

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Natural_009.jpg

今回のオフ会、人数の割には事故やトラブルもなく
無事に終了した。参加された方々も気の良い方が多く
色んな方と話ができ、充実した2日間だった。

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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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    • 小林英樹

    SECRET: 0
    PASS:
    皆さんの楽しそうな笑顔が見えてくるようです。
    GWは彼女とともに仕事三昧でした。。。
    温泉に行きたいねと話をしながら拝見させて頂きました~(*~~*)

    • 小林英樹

    SECRET: 0
    PASS:
    皆さんの楽しそうな笑顔が見えてくるようです。
    GWは彼女とともに仕事三昧でした。。。
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