聖地巡礼「飛騨地方」が今熱い!! 2016年11月度、美女と一緒に奥飛騨の紅葉と秘湯を満喫オフ会レポートPart.2「佳留萱山荘」編

10月のオフ会は、紅葉も深まる岐阜・奥飛騨温泉郷。
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■水明館 佳留萱山荘(すいめいかん かるかやさんそう)

佳留萱山荘に訪れるのは、かれこれ30回近くになる。

飛騨の高山からバスで1時間30分、穂高の山峡にある佳留萱は温泉好きの年配者の心を裏切らない。 新穂高のロープウエー駅は車で7分ほどの距離。 安房トンネルが開通したので松本からも車で90分ほどで行ける便利さである。

オフ会でもプライベートでも行ってる常宿の宿ではあるのだが、この旅館をいつも選定した理由は、東海地区最大の露天風呂とリーズナブルな宿泊料、それに、「日本秘湯を守る会」の会員旅館であったことである。
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以来1990年以降、毎年泊まっているのだが、その度に風呂が増え、現在はただでさえ大きな露天風呂と湯が繋がって、さらに滝湯・岩窟風呂が新設され、貸切露天風呂も3ヶ所に増えた(他に、館内には宿泊者専用の男女別内湯がある)。
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一方、木造2階建ての古びた旅館は昔と変わらず、ロビーには暖炉と薪があり、見た目は決して豪華ではないが、素朴で、ゆったり流れる山の時間を感じさせてくれる造りである。また客室に関してはトイレもバスも無い部屋が14室あるのみだ。(一部は洗面所すら無い)

フロント
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ロビーの雰囲気
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薪ストーブもある
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室内はこんな感じ
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近くに野生の鹿の剥製も飾ってあり、山荘の雰囲気たっぷりある。
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展望台には卓球台があって「昔の温泉宿」という感じだ。普通、卓球台は地下やちょっとしたスペース等に控えめにあるものだが、ここの卓球台は玄関の二階で、一番開放的な場所にある。重要な道具立てになっている。
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内風呂は地下にあって人は少ない。
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皆さん露天風呂に関心が行っていて、ほとんどがそちらで過ごす。内湯は体を洗ったりする専用という感じだ。掛け湯が溢れているのが好ましい印象。

昨今、秘湯の宿が和風モダンな高級旅館に変身する中、宿を放っておいて、専ら露天風呂に対してのみ投資している経営姿勢がユニークだ。

もっとも、これはここを所有している下呂温泉の大型旅館・水明館の経営事情によるものかもしれない。その代わりに日帰り入浴は積極的に受け入れており、最近は敷地内に休憩所も設けられた。
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さてここの宿、単純泉と炭酸水素塩泉の二種類の源泉を持っている。 温度は85度で湯量もとてつもなく多い。

何しろここの露天風呂のスケールはずばぬけている。 川原にごつごつと出ている巨岩をうまく利用して作られた三つの湯ぶねは、人が30人や40人入ってもどこに散らばっているかと思うほどの大きさ。
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宝川温泉「汪泉閣」と比べて、どちらに軍配が上るだろうか。とにかくわが国では代表的な露天風呂である。 ここを知らないで温泉を語る勿れといいたいほど。

風呂の回りは開けた紅葉一色の樹海で、北アルプスの峰が遥かに望める別天地である。
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この温泉につかる気分は何ものにも代え難いのである。

食事の前にとりあえず、風呂に入ることにした。

というわけで女性陣も浴衣に着替えてまずは女性用の露天風呂へ。

女性用露天風呂
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こちらもなかなかの大きさ。

ただ女性陣曰わく、女性専用露天風呂も結構広めの浴槽のようだが、高い塀に囲まれているので開放感は無いそうだ。

暖まったところでいよいよ大露天風呂へ。

混浴ということで気合いを入れて来たのだが、実はこちらの風呂。女性は「湯浴み着着用」で入るよう義務付けられている。専用の湯浴み着もチェックイン時に用意されていた。男性にも支給されているようで、全裸の親父も見かけましたが、若い男性はほとんどそれを腰にまいているようでした。

さて、女性用露天風呂との仕切の扉を開いてみましょう。

本当に広い!

巨大です。
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女性用露天風呂10個以上入りそうです。

本日は貸切のため、他の入浴客もあまり入っていない。あまりにも広いのでほとんど貸し切りの気分です。

ちょっとした池くらいありそうな巨大露天風呂を横断してみると、その向こうにもう一つ風呂が。ざぶざぶ入っていくと奥は洞窟になっている風呂です。洞窟内は黄色い光に煙り提灯が揺れこれもまたいい感じです。
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いつまでも浸かっていたかったのですが、そろそろ夕食。明日明るくなってからまた入りにくることにしてひきあげることにした。
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さて、いよいよ夕食の時間。1Fの食事処でいただくことに。
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本日は宿全体貸切りのため、他の宿泊客に気を遣うこともない。

献立は「飛騨牛の朴葉みそステーキ」「岩魚塩焼き」「刺身」など 山・川・海の幸が合わさった料理でボリューム満点。
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宴もたけなわ。45人も揃うと圧巻です!
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さて宴会の後は、お約束の混浴露天風呂タイム!
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みんな目当ての女の子の所に行くもので、男性陣はあっちこち動き回る。
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こんなに広いのになぜ1ヶ所に固まるのかよく判らない…(笑)
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いたるところで混浴2ショットが。
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お約束の水鉄砲
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ウォシュレットじゃぁねぇよ!(笑)
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どこに輪投げを掛けるの?!(^-^;
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「貸切露天風呂」にも移動しました。
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冥途の土産に美女との3ショット。
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朝風呂です。

昨日入れなかった3つの貸切露天風呂を順番に入ることに。

まずは川沿いにある「河鹿の湯」
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ここが脱衣所の入り口
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すぐ横に川が流れているため、景色がよく見える。
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貸切露天風呂の方が、混浴露天風呂よりかなり熱い。

女の子たちも足湯だけで湯に入らず、ここで日向ぼっこ。
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長く浸かっているとのぼせてしまいそうなので、すぐ横の河原の方に移動。

川の水は冷たいが、真夏だと逆に快適かも…。
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 マッ裸状態で、川の中でキャーキャー騒いでいたが、これだけの開放感だと、逆に恥ずかしくないですね(笑)
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大自然の中で撮る。グラビア撮影みたい…(^^ゞ

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安心して下さい。はいてませんョ(笑)
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川向うに、穂高荘「山のホテル」が見える。
向かいから見えてるようだが、裸でもこの開放感なら気にならないかも…。
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あとの貸切露天風呂はテレビ東京の「テレビチャンピオン大工王選手権」 の番組内で作られた回転式の露天風呂「夢をいつまでもの湯」。

■夢をいつまでもの湯
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昔はこうして皆で回すと湯船全体が動いたものです。

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ところが名物の回転風呂は壊れたので、今はこんな感じに作り変えました。
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3つ目は槍ヶ岳が正面に一望できる「望槍の釜湯」
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毎回泊まっているのに飽きが来ないほど、この「佳留萱山荘」は、ごくごく自然で、心地良いサービスが徹底された宿なんじゃないかなと思う。

この宿が世間で有名になった理由は、大露天風呂だけじゃない、ことを訪れるたびに確信したのだ。

また来年紅葉時に再び皆と会えることに!
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「水明館 佳留萱山荘」(すいめいかん かるかやさんそう)
住  所…岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂555 →地図
電  話…0578-89-2251
アクセス…車で中央自動車道 松本IC→R158 90分
電車…JR高山本線「高山駅」下車バス新穂高温泉行佳留萱下車歩3分
営業時間…8:00~20:00
定休日…無休
料  金…大人800円 小人500円(※タオル付)
源泉名…佳留萱温泉(1号泉と2号泉の混合泉)
泉  質…弱アルカリ性単純温泉(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
泉  温…55.8度
p H 値…7.59
湧出量…毎分920リットル
成分総量…744mg/kg
効   能…神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労、胃腸病、冷え性、痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病など
施  設…混浴露天風呂・女性専用露天風呂・貸切露天風呂・休憩処
備  品…フェイスタオル付・レンタルバスタオル(有料)・ボディソープ ・リンスINシャンプー・ドライヤー(無料)

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次回に続く
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