■2012年4月度、湯西川温泉オフ会レポート4

湯西川温泉カップルオフ会レポート.4

次に向かったのは、川治温泉の奥にある湯西川温泉。

ここが、今回の宿泊先。

平家落人伝説が今なお息づく山里のいで湯「湯西川温泉」

DSC01024.JPG

湯西川沿いに建ち並ぶ茅葺き屋根の家々。ここ湯西川は、壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人が隠れ住んだとの伝説が残る落人の里。

近年では近代的なホテルも建っているが、落人伝説は今も息づく。

平家落人の生活様式や古い史料を展示した「平家の里」「平家落人民俗資料館」、平家落人の菩提寺と伝わる「慈光寺」、平家落人の子孫が発見したといわれる温泉…。

そして、この地域では現在も鯉のぼりは上げず、ニワトリを飼わない。

平家落人が身を隠すために工夫した風習がある。

「味噌べら」などの落人料理を囲炉裏端でいただき、渓谷沿いの露天風呂に身を委ねる。ひたすらに息をひそめ時代の流れを待ち続けた平家落人の生活を思う時、何ともいえない哀愁が漂ってくる、そんな温泉地なのである。

さて、われわれが泊まった宿は、「上屋敷 平の高房」(かみやしき たいらのたかふさ)「日本秘湯を守る会」のお宿。

DSC01023.JPG

宿名の「平の高房」とは、あの平家滅亡が決定的となった1185年壇ノ浦の戦い以降、この地まで逃れてきた平高房(平忠実とも言われている)の名前から取ったもの。

宿の佇まいもなにやらその時代の武家屋敷風の雰囲気。

DSC00228.JPG

砦の門をくぐると木造の建物が堂々と鎮座しています。

DSC00222.JPG

玄関から階段を上がるとそこは開放的なロビーが待ってくれる。

DSC00230.JPG

客室は本館「公達亭(きんだちてい)」「叢林亭(そうりんてい)」にあり、すべて落ち着いた和室となっている。特に「叢林亭」2階の客室は間取りもよく、窓からは敷地を見渡せ、人気の部屋となっている。

私たちグループは離れの「閑静亭」に宿泊することにした。

こちらは川治ダム建設の折に湖底に沈むはずだった古民家を移築したもので、囲炉裏もあり田舎気分にどっぷり浸かりたい方にはたまらない宿舎である。

おまけに、部屋には囲炉裏もついている。

DSC00215.JPG

DSC01015.JPG

しかも専用の露天風呂も付いているのも嬉しい。

DSC00211.JPG

温泉も充分楽しめる。自家源泉であるアルカリ性単純温泉が館内の湯舟に贅沢に注がれている。男女別大浴場の内湯以外は、源泉100%かけ流しとなっており、特に人気の大露天風呂「藤の花房」は開放感いっぱい。

DSC00233.JPG

料理はいろりのある食事処でいただくことに。地元の山や川でとれる素材が中心で、どれもこれも味わい深い味。

DSC01013.JPG

裏山から取った青竹を-25℃で凍らせて、そこに日本酒を注いだ「凍結青竹酒」は、なんとも美味しかった。

Y317250069[1].jpg

「平の高房」は湯西川温泉の中でも一番奥にある宿なのだが、だからこそ自然に囲まれた秘境の温泉宿の空気が漂っている。

建物も裏山から伐採した、けやき、えんじゅなど貴重な木材を使っており、囲炉裏は山桜の木だとのこと。

こんな山里の一軒宿だが、訪れる方も若いカップルから中高年のカップルと幅広い。

現に夕食時は他のお客も一緒なのだが、その大半はカップルか、女性のグループばかり。男性だけのグループや団体は、ほとんど訪れないとのこと。

館内はエレベーターなどないので、足腰の不自由な人には向かない宿かもしれないが、この郷愁を誘うような独特の雰囲気に触れたくなって、多くの客が訪れているとのこと。

都会の目まぐるしく変わっていく時間とは違った、ゆったりと流れる時間がここにあるようだ。

●温泉名:湯西川温泉「上屋敷 平の高房」

住所:栃木県日光市湯西川1483

電話:TEL 0288-98-0336

アクセス:野岩鉄道会津鬼怒川線湯西川温泉駅から東武バス湯西川温泉行きで35分、終点下車、徒歩20分

温泉名:天然温泉

泉 質:弱アルカリ単純泉

源泉の温度:約56℃

効 能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺等

日帰り入浴:可

料 金:入浴料/1,000円+貸切料/2,000円/45分(※貸切料は風呂単位)

利用時間:12:00~15:00

次回に続く

☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆☆*:;;;:**:;;;:*☆

一緒に秘湯や、混浴文化に対し、語

秘湯女子図鑑

温泉紹介デジタルPHOTO・映像コンテンツ「秘湯女子図鑑」 2016年2月より配信中!

コメントを残す