■13年4月度「なちゅらるが行く混浴・秘湯同好会in福島」Part.1

❖なちゅらるが行く混浴・秘湯同好会in福島 レポートPart.1

世の中の数ある「期待し過ぎてはいけないもの」のひとつが混浴温泉である。
ご承知のとおり、期待に添うような状況はなかなかないし、
仮に女子大生5人組に遭遇しようものなら、己の狼狽ぶりを
考えるだけでも冷汗が出る。
「そうじゃなくて、若いけれど落ち着きというか品があって、
一人でそっと岩風呂を楽しむようなご婦人が、どこかにいるのではと…」
まぁ、毎日せっせと混浴露天に通ったとしても、
そういう状況に遭遇することは100%ない。
ただし、ここのオフ会では、こんな無理難題も叶えてくれるのである。
❖福島の混浴温泉
昨年の東北オフ会は、「鶴の湯」を中心とした乳頭温泉郷や、
八幡平の「籐七温泉」や「ふけの湯温泉」、「川原毛大湯滝」等、
秋田・岩手を中心とした秘湯巡りを行った。
東北地方には、日本の湯治文化の名残が残っている所が多い。
そういう所は、大概が混浴であり、当たり前のように男も女も
ひとつの湯を楽しんでいる。
温泉って、もともとこういうことなんだ、って実感できるのが
混浴温泉の醍醐味なのである。
そして、もうひとつの楽しみは人との出会い。
同性同士、それも内湯では会話が弾む、という事は
滅多にない。これが混浴、しかも露天風呂となると、
性別、世代を超えてコミュニケーションが生まれやすい空気がある。
初めて出会った他人同士が、裸で深い話をするってほかには
ない状況なのである。
個人的に非常に新鮮な感動を覚えた東北の秘湯の数々。
そして、さらに東北の秘湯を極めてみたいという事で
今回計画したのが、福島のオフ会なのである。
まだまだ東京も朝夕は寒い平成25年4月13日の土曜日。
なるべく早い時間に出発するため、昨日から仕事をやっつけていたおかげで
今日は会社を午後6時過ぎに退社して、いつものごとく簡単な出発準備をする。
今回の福島・名湯、秘湯巡りの旅「平成25年春の陣」は、
具体的には、福島県の高湯温泉「安達屋旅館」「旅館玉子湯」から
磐梯吾妻スカイラインを抜けて、幕川温泉「水戸屋旅館」へ。
さらに沼尻温泉「沼尻元湯」のトレッキング秘湯プランを経て、
帰りは玉梨温泉「旅館玉梨」か、木賊(とくさ)温泉への立ち寄り湯。
という、およそ1泊2日では考えられない超ハードなスケジュール。
参加者全員が、まず全部回るのはとても無理だろう
って事で、グループごとに好きな温泉地を回りながら、
最後は目的地の宿「会津・東山温泉」で合流するというプランに
切り替えた。
まず午後7時過ぎに、鎌倉のA氏に新宿に長期スティしているホテルにて
小生をピックアップしてもらい、茨城に住むHちゃんを誘って
福島西インターへと向かう。
やや混雑した都内から首都高に入るとA氏が
「はいっ、お腹減ってるでしょ、食べます?」
鎌倉名物・日影茶屋の「日影大福」を差し出してくれる。
毎度のことながら、こうしたちょっとした心遣いが嬉しいかぎり。
もう10年近く前から「なちゅらる」に参加してくれるベテランA氏の、
毎度毎度のこうした心遣いを当り前と思ってしまわないようにと
自分に言い聞かせながら、日影大福を口にした。
聞けば、奥さんがちょっと昨夜から体調が悪く寝込んでしまっているという。
本人も気にはなってはいたが、ドライバーが一人欠けると
段取りが狂ってしまうため、責任感を感じ本日参加してくれたのである。
心遣いも嬉しければ、その意気も非常に嬉しい限りではある。
外環自動車道から東北自動車道への道は混むというので、
新4号国道、いわゆる石橋~宇都宮バイパスを抜けて行ったため、
道路も快適なほど広く、渋滞もなく宇都宮ICにスムーズに入れた。
東京から福島まで、ちょっと距離感は感じるかもしれないが、
ドライバー的にはさほど苦ではない距離。
途中、トイレ休憩などをはさみながらも福島西ICに
予定どおりほぼ10時ジャストに到着。
空いていると東京からだと3時間ほどで到着する。
そこから、磐梯吾妻スカイラインに入り、
まず最初の目的地、高湯温泉「安達屋旅館」に到着したのが10時半。
車から降りると、太陽がまぶしい良い天気である。
■高湯温泉 安達屋旅館
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安達屋旅館は小奇麗な外観の和風の宿。
ロビーは大層洒落た感じで、女性受けしそう。
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洒落た外観やロビーの印象とは裏腹に、
途中通る廊下から見える部屋の作りは少し狭そうだ。
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お風呂は2ヶ所有り、以前からある露天風呂のみの薬師の湯と、
内湯の不動の湯から続いた露天風呂が途中で混浴になる大気の湯だ。
この内湯から混浴露天風呂へ行ける
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大気の湯は数年前にできたばかりだという。
グループで入るなら、大気の湯が良いだろう。
カップルで来てた東京のT&Yちゃんらと共に
大気の湯の方に入りに行った。
それにしても綺麗なお湯の色。万座温泉の湯に似ている。
ペパーミントグリーンにホワイトを入れた色。
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高所の温泉でないと見られないような印象的な色である。
混浴ゾーンはジグザグの衝立の奥にあるドアの向こうだった。
女性はここを行き来できるが男性は衝立のこちら側は進入禁止。
こちらは女湯。ここから奥が混浴大露天風呂
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お風呂自体は繋がっているし、お湯は透けない白濁湯なので
混浴楽勝かと思いきや、これがそうでもない。
というのは混浴との境の辺り、お風呂がとんでもなく浅いのだ。
はっきり言って浅い所は足首ぐらいまでしかない。
身を隠すところが無いとはこのこと。
我々は女性連れゆえに洞窟湯の方に入りに行く。
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打たせ湯があるあたりでようやく身を沈められるくらい
お湯が深くなってきた。
熱くもなく、また温くもない丁度良い湯加減。
これほど広いのに、湯が温すぎくならないのは、
かなり湯温に対して旅館側の気配りが感じられる。
湯船は、ゆで卵臭というか、火山独特の強烈な硫黄臭。
卵の殻を細かく砕いたような粉状の濁りで、手足はまったく見えない。
空が真っ青に澄み渡っているので、
お湯のペパーミントグリーンが際立って美しい。
やっぱり露天風呂は快晴の日に限る。
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ああ、いい湯だな。
ここはとても気に入った。
一応うたせ湯もあるし、寝湯もある。
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湯温が適温なため、長時間浸かっていられる。
連れてきたHちゃんも、大露天風呂で大はしゃぎ♪
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女の子たちに聞くと、泉質は、かさかさせずしっとりしている。
漂白色白効果もあるとのこと。
この高湯温泉。近くにもたくさんの秘湯があるためか、
我々の行った時間帯は、ほぼ貸切状態であった。
よってタオルで隠す必要もないため、女性も裸で入浴を楽しめる。
混浴の大露天風呂の割には乳頭温泉の「鶴の湯」や「妙乃湯」のように、
変なワニたちもおらず、いたって長閑で素朴な雰囲気。
女性にも結構受ける混浴露天風呂かと思った。
ちなみに女性専用露天風呂から混浴への直接移動が可能。
お湯は濁り湯と一見難易度が低そうだが、混浴ゾーンの
入り口の浴槽があまりにも浅いので、ここを通るのが少し難しい。
心配な人はバスタオルぐるぐる巻きで移動して、
岩陰でバスタオルを外そう。
洞窟風呂が身を隠すのにちょうど良いが、
この洞窟風呂を出入りする時に結局丸見えになってしまうのが難点。
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深いところに入ってしまえば、あとは乳白色の濁り湯で安心である。
■高湯温泉「安達屋旅館」
■住所:福島県福島市町庭坂字高湯21
■TEL:024-591-1155
■交通:東北線・福島駅からバスで40分
東北自動車道・福島西I/Cより車で30分
■立ち寄り入浴料:大人800円・小人400円
■立ち寄り入浴受付時間:10:00~15:00
■お風呂:男女別内湯、男女別露天風呂、混浴露天風呂
■泉質:酸性・含硫黄(硫化水素型)-
アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉
(含石膏明礬硫化水素泉)
■効能:糖尿病、動脈硬化、やけど、切り傷、皮膚病、婦人病、高血圧など
■公式サイトURL http://www.naf.co.jp/adachiya/
次回に続く

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