■10.12 仙人風呂オフ会.1

■10.12 仙人風呂オフ会.1

なちゅらるの前身は、元々アウトドアサークルである。

実は「なちゅらる」の前身のアウトドアサークルは、あのバブルが崩壊した1993年に結成された。おりしも女性がリゾラバという言葉のごとく、リゾート地や海外旅行ブームの高級志向から一転、景気が悪くなると、とたんに安くて近くて短期間で行けるところ。

いわゆる安・近・短といわれるところに人気が集まり、それがアウトドアブームに火がついた。

とにかくアウトドアの旅行はテントと寝袋だけでどこでも泊まれるし、日帰りのバーベキューなんて、一人あたま3,500円くらいの予算で楽しむことだってできちゃう。

映画でも、後藤久美子主演の「キャンプで会いましょう」や、観月ありさ主演の「七月七日、晴れ」等、アウトドアを主体とした映画もヒットした。男子はこぞってランクル・パジェロ・サーフ・デリカ等の4駆やワゴン車に乗り自慢しあったり、女の子を乗せてキャンプやバーベキューに連れて行く。

1996年日本映画 監督・本広克行作品

7月7日、晴れ

特に男女問わず、20代前半から30代前半の「にわかアウトドア愛好家」が爆発的に増えていったのもこの頃であり、日帰りのバーベキューツアーなんか開こうものなら、まるで野外ねるとんパーティさながらの様子だった。

うちのサークルもご多分にもれず、キャンプやバーベキュー大会ともなれば、最低50人前後から、多いときには100人以上もの人が集まる。まして女の子の比率も多いので必然とアウトドアの出来る男性や、多人数が乗せれるワゴン車を所持する男性がどうしてもモテてしまう。

目当ての女の子がいそうものなら、バーベキューの帰りには醜い争奪戦(笑)が始まり、毎回配車を決めるのに苦労の連続だった。

この頃、おそらく97年~2000年の間に生まれたカップルは30組はくだらなかっただろう。

ところがブームというものは2000年を境に急激に落ち込み、大型の4駆の車は燃費が悪いからと、コンパクトカーに切り替わり、今ではよほどの4駆マニアしか乗っていない。

当然キャンプや日帰りバーベキュー、スキー・スノボツアーにも人が集まらなくなってきた。

実はその頃、小生以下一部の秘湯マニアとで、全国各地の秘湯・混浴露天風呂に行くツアーを密かに行っていた。他にスキーの合間や、キャンプの合間にも、数人の男性や女性を連れ出して、秘湯の温泉に立ち寄っていたのである。

そうこうしているうちに今度は秘湯ブームが巻き起こってきた。景気が悪くなり、日頃のストレスを開放するためにも「温泉」という日本古来培われてきた文化が再燃し、秘湯の宿に癒しを求める人たちが増えてきたのである。 

現在では「なちゅらる」も、参加者が30人から50人近く集まるほどの盛況ぶりで、今に至っているのだが、その分弊害も出てきた。

まずアウトドアやっているときと決定的に違うのが、女性の比率が低いこと。

まぁ、「混浴」という響きは男性にとってはなんと心地よい響きではあるが、女性にとって「オタク」とか、「助平野郎の集まり」とか世間ではロクな印象を持たれていない。

最近、旅行雑誌や旅行サイト等で、混浴や貸切露天風呂の記事を特集しているのをよく見かけるのだが、そのほとんどはカップルを対象にしているものであって、けっしてわれわれのような混浴愛好家を対象とした記事ではない。(あたりまえか…)

混浴温泉に来る女性目当てにハプニングを期待する「ワニさん」達が常習者のように混浴に潜んでいる有様がよくネットで書き込まれてはいるが、うちのような所の大人数の組織の場合、ゆっくり秘湯や混浴温泉を楽しむ愛好家にとっては、騒がしいだけの邪魔者扱いな存在なのだろう。 (だから最近は温泉宿貸しきってオフ会開く場合が多い)

まして当サークルに来ている男性諸子は、普通のサラリーマンや、会社の社長、医者や弁護士の方まで普通に社会人している人ばかり来るのだが、なぜか身分を隠してくる面子が多い。

裸になれば身分の差や、年齢の差などは無いので、それはそれで楽しい場ではあるのだが、おそらく職場や知り合い、奥さんや彼女に内緒で来ている人が大半であろう。

小生だって、色々な雑誌やTV等のメディアで取りあげられてはいるが、実は匿名でお願いしている。

「こんどの週末、混浴温泉に行ってくるから」

「今度一緒に混浴に行かない!」

こう堂々と人の前で平気で言える世の中がいつの日になるのか。

「混浴」というフレーズを入れるだけで、どうしても言葉自体がHな響きになってしまう。

日本人は古来、江戸時代までは普通に混浴していたのに、たった100年ほどで、こうも変わってしまったのである。

まだまだ「混浴オフ会」「混浴サークル」っていうのは、世間的には認知されないアウトロー的な存在なのであろう。

うちのように女性の中でも混浴が平気だって言う女性が遊びに来てくれるだけでも(おそらく何千人に一人)非常にありがたい存在なのである。

さて話を元に戻すが、この秘湯・混浴愛好会「なちゅらる」に、唯一のアウトドア的要素を取り入れたイベントが、この12月に毎年行う、「仙人風呂体験・熊野コテージ合宿ツアー」なのである。

今年は「山ガール」というカラフルなアウトドアウェアを着込んだ女性が登山やキャンプを楽しんだり姿が増えてきた。今の世相も反映しているのだろう。景気低迷などからくる日本の社会の閉塞感が高まっており、特に最近は日常生活では味わいにくい達成感やドキドキ感、挑戦、開放感、感動を得られなくなった人たちが、自然という身近にある非日常を求めている。

仲間と一緒に登山やキャンプ、そして秘湯に入りに行けば、テーマパークでは味わえない達成感や感動を共有できるのである。

そこで、このツアーの最大の目玉は、そう"焚き火"である。

この"焚き火"の魅力と魔力に気づくと、必ずやハマる。

この"焚き火"の楽しさに気づいた女性を小学館の雑誌BE-PALの編集長は"焚きビージョ"と名づけている。

山ガールの次に来る流行として「焚きビージョ」「冨士山(ふじやま)ママ」という造語を推しているのだが、いくらなんでも無理筋ではないかと思うのだが、そんな"焚きビージョ"が、たくさん集まったツアーが今回のツアーなのである。

コテージは和歌山の川湯温泉「仙人風呂」と熊野本宮大社との間の熊野川に位置するコテージ村を予約した。

目の前に熊野川が流れロケーション抜群なのと、車で5分くらいで熊野本宮と仙人風呂に行くことができる便利な場所にある。

またこのコテージにはなんと温泉の大露天風呂と内湯まで付いているのだ。

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次回に続く

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混浴・秘湯愛好会「なちゅらる」
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