08年8月度黒部峡谷混浴オフ会 旅行記

★8/9(土)~10(日)の1泊2日にかけて、
富山県・黒部峡谷にて今年6回目の
「なちゅらる秘湯・混浴オフ会」を開催した。

今回のこのオフ会。
もともとは「鐘釣温泉」にて開催の予定だったのだが、
宿泊地の「鐘釣温泉旅館」のキャパが20名しかなく、
2年前のオフ会時には「鐘釣温泉旅館」から歩5分の所にある
隣の「鐘釣温泉美山荘」に30名ほど宿泊させてもらって、
合同で河原の露天風呂にて混浴を楽しんだものだが、
今年はその「美山荘」。
どうやら長年経営しておられた宿のご主人が
高齢(なんと90歳)で、とうとう入院生活をする事になり、
宿の経営が出来なくなってしまったというらしい。

同じ場所でオフ会を開くことが不可能になったため、
やむなく「黒薙温泉旅館」を別会場として予約することに
なってしまった。
ただし「鐘釣温泉旅館」と「黒薙温泉旅館」の間は、
トロッコ列車で約30分の距離。
もちろん車や人の足で行き来できる距離ではない。
まったくの別のオフ会になってしまうことに、
一抹の不安を覚えるのであった。

さて関西組は朝の7:30にJR大阪駅前を出発し、
一路黒部峡谷鉄道の「宇奈月駅」に向かう。
今回総勢40名のうち、関西組は17名の参加である。
名神高速から北陸道を経て、黒部ICから宇奈月温泉に
向かう道のりは、約6時間あまり。
宇奈月駅発トロッコ列車の最終便は15:40発のため、
多少気になる。
いつもはオフ会会場まで車で乗り入れることが出来るのだが、
こと黒部峡谷の温泉に限っては、その常識が通用しない。
黒部峡谷のどの温泉も、車で行くことが不可能なほど、
険しい山岳地帯にあり、トロッコ列車を使わなければ、
その場所までたどり着くことが出来ないからである。

さて、その黒部峡谷鉄道はスイスの登山鉄道にも似た観光鉄道だ。
トロッコ列車というけれど低速ということもあって、
乗りごごちは案外によい。

DSCF0041.JPG

車両が小さいので座席はもちろんせまい。
それはそれで楽しくなる。
走りだしてみると、そのスピードは遅い、時速15km位で
ガタゴトと揺れていく。
まあ、断崖絶壁の曲がりくねった線路のうえ、軌道巾が
狭いので致し方ないが、ほんとにゆっくりしたものだ。
それでも、車窓からの景色はすばらしく、そのスリルも
なかなかなもので、端に座っている人は奈落のそこに
落とされるような恐怖を感じているかも知れない。
最近では、ジェットコースターに乗り慣れている人が
多いせいか、そんな恐怖が受けているのかも…。

さて目指すオフ会の目的地「鐘釣温泉」
トロッコ電車沿線にある温泉の一つだ。
鐘釣駅より10分ちょっと歩いた川沿いにある。
鐘釣温泉露天風呂は、鐘釣駅周辺の観光スポットの
目玉的な存在になっていて、夏のシーズン中などは
かなり混雑する。

ただし今回は我々だけの貸切のため16時以降は、
他の観光客も訪れない快適な野天風呂の旅に
なるはずだったのだが…。

8月にオフ会を設定したのは間違いだった。

それは「アブ」である
「ふーッ、入るぞ。」
「もう、ほかの観光客も入ってこないし・・・」

人間、ホッとすると他愛のないことを口にするものである。
しかし、いまの自分が “野生の中で最も無警戒なスタイル” 
であることを 僕はこの時忘れていた。

チクッ! 「イテッ!!」
しまった、やられた!
アブの大群が じつは虎視眈々と我々を狙っていたのである。

「ホントかよ~、こんなにいるの聞いたことね~よ。」 

なぜかアブたちは僕の股間を執拗に狙ってくる。

場所が場所なだけに不用意に叩くわけにいかず、
うちわやタオルで、ヤツを追い払うのだが、
逃げても逃げても追いかけてくる。

僕は、この時なさけない場所を数ヶ所刺されてしまったのである、
しかも股間を中心に。
これで “自然の湯と戯れ・・・ムード”など 
一瞬にして吹き飛ばされてしまった。

もう入ってられないっ と、
僕は 痛みと、かゆみと、情けなさ の入り混ざった 
“引きつった苦笑い”を浮かべながら
その露天風呂をあとにした。

その後2~3日は、そこが肥大化したことは言うまでもない。
近所のそば屋の前を通るたび、入り口にある大きな
セトモノタヌキを見るにつけ
「・ ・ ・ ・」と 僕はつぶやいていた。

『股間に紅いブツブツがぁ!』

Natural_kurobe_20080810_091.jpg

そこで夕飯。
やはり山の中の宿なのでイワナと山菜メインの料理であった。

Natural_kurobe_20080809_004.jpg

夕食のあとは富山のS先生が持ち込んだギターの
弾き語り演奏会。
この日は、サザンの新曲限定販売の半被を着て
サザンオールスターズ最新曲「I AM YOUR SINGER」
を披露した。
その後は、皆で生演奏の合唱会に入った。

Natural_kurobe_20080809_011.jpg

さて宴会後は、またまたランタンと懐中電灯を持って
夜の露天風呂に行くことになった。
夕方まともに入れなかった腹いせか、
こんどは宿から全員裸になって、露天風呂のある
谷底にある河原の露天風呂に。

昼間とは打って変わった暗闇と静寂の露天風呂に
我々20人が集結する。

しめしめ、こんどはアブがいないようだ…。

めいめい持ち込んできた酒を片手に、
誰もいない我々だけの温泉を楽しんだ。
折りしも、この日は満天の星空と月夜。
酔いも
手伝ってか、全員裸で岩の上に登った

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