■2015年1月度、奥飛騨オフ会ツアーレポート

■白骨温泉「泡の湯」編

なちゅらるも、今年で19年目。

1997年から続いているのだから、よくこれまで持ったものである。

1997年と言うと、大阪ドーム(現:京セラドーム)ができた年。

香港がイギリスから中国に返還され、ダイアナ妃が、パリで事故死。(パパラッチという言葉が流行語)

スポーツ界では、貴乃花が年間3度目の優勝。(この頃は全盛期だった)

マスターズトーナメントで、タイガーウッズが史上最年少優勝。

芸能界では、X JAPANが解散を表明。合わせて米米CLUBが解散し、 Mr.childrenが活動を休止。

T.M.Revolutionがブレイクし、稲葉浩志と、河村隆一がソロデビュー。

たまごっち(バンダイ)が大ブームし、映画「もののけ姫」が大ヒット。

そしてモーニング娘が、この年にデビュー。 (シャ乱Q女性ロックヴォーカリストオーディションで落選した中澤裕子・石黒彩・飯田圭織・ 安倍なつみ・福田明日香からなるユニット名が、モーニング娘。と命名されたとのこと。 知らなかった… でも、そのロックヴォーカリストで合格した人って誰??)

img48ff2e66zikfzj[1]
https://www.youtube.com/watch?v=HH5iZ67spuk
http://omp-s.com/articles/137

今から思うと懐かしい限りではあるが、その頃の「なちゅらる」とはいうと、

関西で6000人の会員数を誇る社会人アウトドアサークルの中にある 「秘湯を楽しむ会」として発足したばかり。

当時のアウトドアサークル
pict-P1010256
pict-IMG_1589

最初のうちは、スキーや山登りのイベントの帰りに 秘湯の温泉に行こうってことで、 女の子数人誘って浸かっていたことが、そもそもの始まり。

それに「なちゅらる」は温泉だけでなく、 「日本酒・ワインの会」や「陶芸の会」の名称にも使ってたので、 逆にそっちの方が参加者も多く、男性より女性の参加者の方が多かったくらい。

アウトドアなんだか、飲み会なんだか、よく判らないサークルだったのだが、 今のように「混浴サークル」としての位置づけの中で、ここまで大きくなるとは
予想もしていなかったのである。

ただ、この頃はインターネットも普及しておらず、 「混浴」という キーワードも世の中の人には浸透しておらず、 まして混浴や秘湯の温泉に出かけるっていっても、 ガイドブックも何もない中、適当に名の知れない温泉に手当たり次第入ってたもんだから、 そこが混浴なんだかどうだかは、知る由もなかったのである。

しかし秘湯の温泉地に行くと、そのほとんどが混浴であり、 知らずに入ってきた女性とも同じお湯の中で遭遇するのもしばしば。 (脱衣所も別なので、中が混浴なんだかどうだか判らない所も多かった)

実際、その頃はワニも存在していないし、タオルをグルグル巻きで入るっていう風習も なかったので、お風呂は裸で入るもんだと信じ、若い女性でも、結構マッ裸姿で入ってきたものである。
142400[1]
E794B2E69690E381BEE3828AE681B520E694BEE98081E4BA8BE695852-664c2[1]
6860847709_a900751dff[1]
読売テレビの「ミス秘湯の旅」でも毎週、裸の女の子がレポートしてた。
a41[1]

もう、そんなおおらかな時代は来ないんだろうな…。

とノスタルジックに浸っていても、現実、混浴温泉は、どんどん廃れて来ているのである。

さて今年最初のオフ会の開催地は奥飛騨温泉郷。

常宿の宿でもある奥飛騨温泉郷、新穂高温泉「佳留萱山荘」も、 今ではすっかり奥飛騨温泉郷の中でも代表的な秘湯の宿として存在し、 関西からも5時間足らずで行けるほどアクセスが格段に良くなった。

昔は奥飛騨というと関西から車で10時間以上かかっていた秘境の地だったので、 長野~岐阜をつなぐ安房トンネルが出来るまでは、関東地区からは車で行けなかったほど。

そんな秘湯の温泉地だからこそ、景観も素晴らしく、 スキーで訪れた「新穂高ロープウェイスキー場」なんかは、 奥穂高岳や槍ヶ岳等の日本アルプスの絶景をバックに滑れる 素晴らしく穴場のスキー場だったのだが、現在はスキーブームも終わり、 閉鎖されてしまっている。

新穂高ロープウェイに乗ってしか、スキー場に行けない。
10735212030[1]
槍・穂高岳をバックに滑る、アルプス並みの爽快感!
TOP001[1]
1990-2[1]
アウトドアサークル運営時においては、新穂高ロープウェイスキー場への スキー ツアーもよく企画しており、大阪から大型バス一台を貸し切って、 佳留萱山荘を 全館貸し切って使用したりしていたものである。
04[1]
pict-IMGP1130
スキーした後に、佳留萱山荘の混浴大露天風呂に、 サークルメンバー 40人みんなで(半数は女性) で入ったなんていう伝説を作ったのもウチくらいなもので、
男女が一緒の湯に浸かり、一晩寝食を共にすると、 毎回、数組のカップルができてしまう。 (温泉&スキーツアーに行くと、ほぼ100%近い割合でカップルができた!)

これこそ本当の意味の混活(混浴活動)=婚活ツアーなのである。 (どこかのツアー会社が企画しないかなぁ?しないだろうなぁ)

実はこの頃、意図的に温泉宿は混浴露天風呂のある温泉旅館を予約してたのだが、  主催者が混浴好きだからということで、みんな感化されてしまうのである(笑) (冬は和歌山の川湯温泉「仙人風呂」の近くで、よく焚火キャンプもやっていた)
DSCF0076
健全なる混浴活動をすると、男女の仲が深まりカップルが大量に成立していく。

こんな方程式みたいなものが、ウチのサークルにもあったのだが、 ネットの普及と、交通事情も良くなり、秘湯には多くのカップルや 女性たちも訪れ、それに伴いワニたちも出没していく。

好奇の目で見る男性たちによって、 女性も気軽に混浴に入れなくなり、混浴温泉が閉鎖されていく。

今では「混浴」というと、女性からは、 「助平」とか「変態」呼ばわりされてしまうので、 どうしても「混浴活動」していること自体、世間一般の人たちからアナーキーな目で 見られがちなのである。

混浴はブームと言われ久しいし、「じゃらん」等でも「混浴」できる宿の 特集も、よくうたっているのだが、 純粋にいうと、これは「混浴」ではなく、カップルが混浴できる 「貸切露天風呂」のことを指すもので、けっして「じゃらん」が 混浴露天風呂を推奨している訳ではないのである。

img_2[1]
7a[1]
questionnaire_f02[1]
当然、うちのサークルにも女の裸見たさでやってくるエロ親父や、 むっつり助平な若いお兄ちゃん等、ネットを通じて興味本位で訪れるのだが、 だんだんとサークルの雰囲気が悪くなり、 一般素人女性が参加しなくなったのである。

混浴サークルにおけるルールとマナーが厳しくなったのは、今から10年ほど前。

いわゆるインターネットが爆発的に普及し「混浴」や「混浴温泉」の キーワードで探せば簡単に混浴温泉の情報が判ってしまい、 毎週週末になると、女性を待ち伏せするワニたちが大挙をなして 移動してきた 時期と相通じるのである。 (有名な別府温泉保養ランドに女性専用の囲いが出来てしまったのもこの頃)

koudeidairoten[1]
そこで混浴活動のルーツとも言うべき、奥飛騨温泉郷に 今回もスキー・スノボとタイアップして毎年ツアーを開催をしているのだが、 もう50代も半ばになるとスキーするにも体力がない。

しかもコブばっかり滑ってたおかげで、今では腰や膝が悪くなり 定期的にリハビリ兼ねての病院通い。

それこそ温泉に行くにも、腰やひざの治療を兼ねて湯治に行くようなもの。

こりゃ、当分、温泉と離れそうにはない…。

まして親子ほど年の離れた女性たちと行くのだから、リハビリ兼ねて行くと いうよりは、青春を取り戻しに癒しを求めて行くようなものである。

さて今回の温泉巡りはまず、白骨温泉「泡の湯旅館」。

女性も連れて行くので、まずは混浴初心者にも入りやすい温泉だからである。

「三日入れば三年風邪を引かない」というキャッチフレーズで 有名な信州の白骨温泉、その中でもピカイチ!

雑誌のグラビアを飾ることも多く、白骨温泉の顔とも言える、 名旅館が「泡の湯旅館」である。

有名なこともあって、日帰り入浴客がたくさん押し寄せるため、 本館の大野天風呂は10:30~14:00(13:30まで受付)は、 週末は芋洗い状態になることも良くある。
20100127115346_0[1]

◇冬は、チェーン必携

雪の季節、白骨温泉を訪れるなら、チェーンは必携、必ず滑る!

最近、国道158から沢渡方面からの通行が出来るようになり、 冬の間でも岐阜県側からのアクセスが良くなった。

これまでは、この沢渡からの道。冬は通行止めだったため、 乗鞍高原からスーパー林道経由で白骨温泉に入らなければならず、かなりの遠回りだった。

道は除雪されよくなったのだが、4WDでスタッドレスタイヤでないとかなりキツイ。

ようやく、泡の湯旅館駐車場に着く。 10時頃に到着したのだが、駐車場にはもうすでに入浴客の車が数台。

pict-DSC00477
正面玄関は宿泊客専用になっていて、建物の裏に日帰りの受付がある。

泡の湯日帰り専用入口
pict-DSC00478
大人1000円を支払い、中へ。

泡の湯には先程の混浴露天風呂の他に、女性用の内湯と建物の外には別棟の外湯がある。 外湯は男女別の露天風呂と内湯が各1。

pict-DSC00498
早速混浴露天風呂へ。
脱衣所は男女別なのだが、元は男女一緒だった建物に近年仕切りを付けたような感じである。
pict-DSC00497
女性用の更衣室は、室内からすでに湯舟が始まっていて、肩まで浸かった状態で混浴側に出られるので、タオルを巻いたりしなくても周りの人に首から下を見られる心配はほぼない。
o0450033712847697511[1]
よって、ここの露天風呂にはスッポンポンの女性が、
たくさん入ってくるのである。
pict-DSC00483
pict-DSC00487
逆に男性一人だとかえって入りづらいかも? (女の脱衣所の入り口前で浸かっているとワニっぽく見られるから注意が必要)
pict-DSC00480
お湯は立ち上がっても腰ほどの高さもあるため深く、また露天風呂に入るところの階段は、 湯の成分で滑りやすくなっているので、手すりにつかまって降りた方が無難である。

女性率の高い泡の湯の混浴露天風呂
Exif_JPEG_PICTURE
源泉は、宿の前の道の反対側から、樋を伝って頭上から落ちて来る仕掛けになっていて、てっきり熱いから冷ましているのかと思ったら、湧出時の温度は37.3℃。

夏場は長湯出来ていいんだけど、真冬はかなり温くて長時間はキツイ。
o0800106712737096612[1]
この日は天気が良くて、白い濁り湯はゲレンデ並に日光を照り返し、めちゃくちゃ眩しくて目を開いているのがつらいほど。

湯舟はコンクリートなどで固めたりしていないので、 外側に行くにしたがってコケが浮いていたり、ちょっとお湯が汚い感じ。

風邪をひきそうなくらいぬるい露天にどっぷりつかる。
pict-DSC00493
あの雪見風情に名湯たる内湯のぬる湯 … 広い風呂では水に近い感じ、 いくら温泉は温い湯にじっくり入るのがいいといっても、長く浸かるには限度がある。

温度が下がる冬場は、温度低下を抑えるためにピンポン玉を浮かべていたりしたこともあったが、 保健所から不衛生でダメとのおたっしがあったらしく、入れられなくなったそう。

◇冬はお湯だし口近くでないと寒い

一見露天風呂は丸いような形だが、真ん中あたりで途中まで仕切られている。

広いのでお湯の温度にはかなりむらがあって、冬場は全体にぬるくて寒くなる。

特に仕切の向こう側あたりに暖めた湯の噴き出し口があって、その近くだけが暖かく、知っている人はそこに集まって来ます。pict-DSC00481
pict-DSC00489
われわれも一番乗りしたおかげで、その近くに陣取ることに。

それにしても、泡の湯はほんとにカップルだらけである。

中には女性だけのグループもちらほら。

色々な混浴露天風呂に入ってきたが、ここまで大勢女の人が入ってるのは見たことはない。

さすが混浴の聖地。

女はたくさんいても、ここまでカップルだらけだと、女の裸目当てで来るいわゆるワニ男みたいな輩は、逆に泡の湯には入りづらいと思う。

これなら小さい子供の親御さんも安心。

ふつう温泉なんてのは、一言も口を利かずに黙って入るものだから、基本的にはシ~ンとしているものなのだが、ここでは知らないもの同士でも男女が声を掛け合っている。

お湯をかけてちょっかいを出して気を引いてみたり。グループ同士で声をかけてみたり。

もちろん、いっぱいいるアベックたちは、みんなLOVE×LOVE状態。

かなりいい雰囲気出してる。

隣のアベックは女の子が背中向きに男の上に乗って、「気持ちいー。」とか言っていちゃいちゃしてるし、向こうではお互い向き合い、彼氏の膝の上に乗っかって抱き合うような感じで見つめ合っている。 (白濁の湯なので下は全く見えないので、何をしているのか…)
oebi_01[1]
岩壁にもたれているとかなり気持ちいい。

初めて「泡の湯」に来たメンバーも、今まで温泉にそんな興味はなかったが、こんなにいいものだとは知らなかったとのこと。

静かな岩壁。青い空。真っ白な雪。しぶきをあげて落ちる湯に煙。

そこに温泉でつやつやになった湯美人たちに囲まれるという贅沢。

知らぬ間にどんどん時間が過ぎてゆく。

M君はちょっと離れた岩かべにもたれて目を閉じて寝ている。しかし、きっと薄目をあけて女性たちを観察しているに違いない。

温度がむちゃくちゃぬるかったので、かれこれ1時間は浸かっていたと思うのだが、まだ先は長いのでそろそろ出発しなければ。

その前に、せっかくなので内湯の方にも軽く入って行くことにする。

◇その名のごとく、内風呂が最高!

泡ノ湯は、混浴の野天風呂ばかりが目立っていて有名なのだが、実は内湯がとってもいいのある。

温泉宿というその雰囲気はもとより、泡がぷくぷくわき上がるちょっとぬるめの無職透明なお湯が、ものすごーく気持ち良く、身体にサイダーのように泡がまとわりついてくる。
0007092_20130824233753_60941_L[1]
泉質は含硫黄-炭酸水素塩泉。

泡の湯の名の通り、しばらく浸かっていると皮膚に細かい気泡がピッチリと張り付いてくる。湯舟で座っていると自然と上半身が浮かんでくるのは炭酸のせい?

内湯のお湯は、驚くべきことに完全な透明。
P71004171[1]
多くの場合、濁り湯などの色の付いた温泉は、時間が経って酸化することによって色が付く為、湧出したばかりの時は透明だったりする。

しかし、ここの内湯はずっと透明なのである。

外の露天とは、源泉が違うのだろうか?

泡の湯に入った者しか判らない不思議な現象である。

内湯の外にも露天風呂がある。(ここは混浴ではない)
pict-DSC00495
温泉の入口には飲泉所もある。

泡の湯の飲泉所
pict-DSC00500

■白骨温泉「泡の湯旅館」

住所:長野県松本市安曇白骨温泉4181
TEL:0263-93-2101
アクセス 松本より松本電鉄線で30分、新島々よりAIPOCOバス約70分で泡の湯
Web  http://www.awanoyu-ryokan.com/
入浴料:1,000円
立ち寄り湯入浴時間:10:30~13:30
定休日:無休
駐車場:あり(無料)
露天風呂:(混1、女1、男1)内湯:(女1、男1)
泉質:含硫黄-カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
効能:切傷・火傷・婦人病・皮膚病・糖尿病・冷え性・動脈硬化・消化器病…etc.
バスタオル巻き:OK

★混浴評価(2015.1月現在)

景観度:★★★★
開放感;★★★★
雰囲気:★★★★
混雑度:★★★
秘湯っぽさ:★★★★
女性の混浴への入りやすさ:★★★★★
ワニ出没度:★(本日はそれらしき人がいなかった)
混浴温泉ランキング:★★★★

次回に続く

・「なちゅらる」混浴オフ会に参加されたい場合は、
http://konyokuroten.com

・動画「OKBが行く!ミス秘湯の旅レポート」
http://konyokuroten.com/?page_id=4155
※視聴会員募集中!

 

 

秘湯女子図鑑

温泉紹介デジタルPHOTO・映像コンテンツ「秘湯女子図鑑」 2016年2月より配信中!

コメントを残す